「ゆきみ」ドール

さかいゆきみさん と初めて会ったのは、
もう20年以上前のこと。

お互い言葉数が少なく、
松本では特に話し込むこともありませんでしたが、
若い頃、坊主にしてたという彼女の話や
車に寝泊まりしながら旅を続けてる「たくましさ」が、
「ゆきみドール」の可愛いらしさと繋がらず、
驚ろかされたのでした。

数年後、瀬戸(愛知県)から製作の場を岡山に移され、
二人展を開催するはこびに。
ご縁って不思議ですね!
その打合せで工房に来られた折、
「ここに居させてください」と置いて帰られた、
母と子のドール(トルソ)は、
今もその場所からひとりぼっちの木工を見つめてくれてます・笑

note

海中に見えるはずの「青」が
空の「青」だと知った少年の
その瞳に焼き付いた瀬戸内の青は
絵の具の「青」より青く
空より眩しい「青」だった






りんごの枝からみかんの枝まで

りんごの木(スプーン)
みかんの木(フォーク)


道端のりんごや
斜面を覆うみかんの枝から削り出す
スプーンやフォークには、
満ちていく幻想と
漂白する祈りの形が秘められていく。

「場をしつらえる」

連作したお盆&膳


お茶やお酒の名脇役になる湯呑みやぐいのみを
支える更なる裏方



そんな役目を担う道具(盆や膳)が
愛おしくて仕方ないのは
どうやらぼくだけでもないようです



独り膳を置くだけで
お酒のひとときを愉しむ場だって
手軽にしつらえることができます



木の特性が活かされる道具の持つ美しさを
再認識させられたのでした

「工房めし」

包丁を研げば、
「切れる」刃物に仕立てることはできるけど、
料理なんて、小学校の家庭科の調理実習の腕前・・・

工房で出るヤマザクラのチップの
燻製(ただ、燻すだけ)が定番。
昨年末の宴会で出して好評だった「おでん」
どちらも、手のかからない料理です。

調理場も無い工房に
携帯用の一口ガスコンロを持ち込んでできる
簡単料理「工房めし」で
今年も来客される方々をもてなすことになりそう。
(近くに飲食店さえあれば、ご案内できるのですが・・・)

簡単に作れて、
意外に喜ばれる「豚肉の塩釜焼き」は、
キャンプでも活躍する男の料理

ハーブと豚肉の塊を

卵白とお塩で覆って
オーブンに入れるだけ(ガスコンロでも焼けます)

あとは、取り出して


切って、
盛り付けるだけ。

「工房めし」の献立を増やさなくては!






















プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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