企画展 【Craftsman Society】
2015.9.12(土)~9.27(日) 11:00-19:00
(場所)graf / 大阪市北区中之島4-1-9
(作品出展メンバー)
CACHI COCHI
田村一
hatsutoki
山本美文
服部滋樹(graf) ※特別出品
(トークイベント) 9.22(火・祝)
19:30-21:30(19:00開場)
演題 「作家とgrafとものづくりの社会」
山本美文(木工作家)
辻野剛 (ガラス作家)
服部滋樹(graf代表)
(入場料)1500円・ワンドリンク付/ 税込
(予約・問い合わせ先)06-6459-2100
mail / shop@graf-d3.com
クラフツマン ソサイエティー?
大阪のgraf(グラフ)から
グループ展【Craftsman Society】への出展依頼が・・・
受話器を置いて、
英和辞典片手に
[society]のつづりを調べてみると、
ソサイエティーの語源は ラテン語の「仲間・友」を表す言葉で、
英語では「社会・共同体」と訳すそう。
一口に「クラフト」と言っても、
ものづくりの世界は、実に巾広い。
今回のグループ展では、
産業として受け継がれてきたものづくりから
手仕事に携わる作家に至る
様々なものづくりの視点を集約して、
作品と共にクラフトの世界(社会との関わり方)について考えてみます。
※9月22日(19:00~)には、
graf(グラフ)代表・服部滋樹さんとのトークイベントも。
服部さんとは これまでも
プライベートで話す機会はありましたが、
人前で喋るのは初めて。
アートとクラフトの領域をまたぐ
彼独自のものの捉え方は
どのようにして うまれたのかも、
この機会に 尋ねてみたいな!
今回のテーマ「society」
工房にこもって仕事を続ける僕たちは、
知らず知らずのうちに
社会から隔離されてしまいがち。
唯一の救いは、生活具を作っているという点で
社会性を保てている?
graf(グラフ)での企画展に向けては、
これまで作ったことのないサイズの大皿に挑戦してます。
大勢で食卓を囲む大皿は、
「料理を共に分かち合う歓び」まで加味されますよね!
家族や仲間たちと過ごす大切な時間を愉しむための器から、
現代を生きる暮らしの術(すべ)を提案してみたいと思います。
「社会を変える」なんて(い)やらしい言葉に乗らず(笑)、
まずは、「暮らしを変える」ことから始めたい。
まだ、木地の段階ですが、
40㎝(巾広)の器となると、材質も限られてきます。
お皿(栃材)の写真だけではサイズ感が伝わらないので、
対象物(しゃもじ)を置いてみると、
大きさがわかりやすいのかな?
大皿料理の幸せ感って
何なんでしょう!
こちらは、30㎝の浅鉢
どんな白漆の器に仕上がることやら!
(grafでは、現品限りの販売になります)
22日在廊予定・山本美文