而今禾(じこんか)の栗(クリ)の木の食卓とベンチ

岡山の県北で伐採された大きな栗の木から
製作したシェーカー様式の食卓とベンチを
東京の世田谷区深沢にある
ギャラリー而今禾に展示させてもらっているので、
お近くを通られることがありましたら
立ち寄って座ってご覧下さい。



※企画展の折は下げてる場合もあるかと思うので
而今禾にお問い合わせのうえ、
お出掛け下さい。

山本美文

仕事のリズム


工房からほど近い湾へと続く川辺で
うなぎ漁をする漁夫は、
川筋約1.5kmに仕掛けた竹製のビク(うなぎの寝床)に
うなぎが入っているかどうか確かめながら、
小舟を漕いでいく。

うなぎが入っていない仕掛けはチャプンと川に戻し、
うなぎがかかっている時は
すばやく左手に網を持ち、
さかさにした仕掛けからうなぎを取り出すと、
トンと舟底に網を返し、
トロ箱の中にうなぎを入れていく。
チャプン、チャプン、トン、チャプン・・・
静かな早朝の光景に響くうなぎ漁の音。




この川筋でくりひろげられる光景は、
ひとりぼっちの
小さな漁にすぎないけれど、
毎朝繰り返されても
そのリズムが乱獲を防ぎ、
この川からうなぎが姿を消してしまうこともない。
一方で、
魚群探知機を搭載した船で、
海の魚をねこそぎ取ってしまう漁がはびこっているのも現実だ。
一攫千金をねらう漁師は高級車に乗り
あたかも成功者のようにふるまうかもしれないけれど、
気がつけば、
乱獲され続けた魚が海から姿を消し、
漁そのものができなくなってしまう。

それはなにも漁に限った話ではなく、
我が身に照らせば、
木工とて同じような有様ではないのだろうか。
はたして僕は
この川辺の漁夫のリズムのような木工に
取り組めているのだろうか?

今朝もまた、
漁夫は、お手製の櫓をこぎ、
時折トンという音色を川面に響かせながら
もくもくと
仕事を続けている。




山本 美文

雅姫さんのお店「クロス&クロス」へ

東京最終日は、
自由が丘のクロスクロスへ。
雅姫さんとは
秋の作品展の打ち合わせをしました。


すらっとした雅姫さん!
    +
丸メガネに糸がほつれかけた
フランス作業着のおのぼりさん。

お店の調度品は彼女がセレクト。
この空間に合った作品を作らなくっちゃ。












作品展の日程は決まり次第お知らせ致します。

                 山本美文












ao代官山から






~6月16日(日)まで開催の
「木工 山本美文の紡ぐ言葉と中川正子の写真展」

会場でのオープニングパーティーに
出掛けてきました。
ショップの入り口前に張られた白いテントの下で
和やかに始まった会は、
素敵な仲間に囲まれ、
あっという間の時間でした。

華やかなパーティーは苦手だけど、
アットホームで
会話を楽しめる雰囲気は居心地良かったです。
aoスタッフの皆様 
本当にありがとうございました。




イラストレーターの平澤まり子さん、中川さん、出張料理人の
後藤しおりさんに囲まれて戸惑うおのぼりさん






                  

工房と青い空


工房は瀬戸内の小さな湾のそばにあります。
春の日射しにきらめく水面。






「晴れの国」というキャッチコピーどおり、
岡山は晴天が多いようです。
青い空と青い車をパチリ!
      
         山本美文

プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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