旅する車(その1)

ローバーミニでの初めての長旅は、
百草20周年記念食事会が開かれる
多治見まで。

でも多治見までの5~6時間の旅じゃものたりなくて
パーティー終了後、
その日のうちに木曾路を抜け、

信州の友人の工房までドライブ。


ちょうど今は、秋の味覚



きのこの季節!!!

30年来の友人と男の料理を囲み、

焚き火にあたりながら地のお酒を酌み交わし、
おなかがよじれるほど笑ってるうちに
夜はふけていくのでした。

出発日の朝の気温は0℃。

日中の温度差が

山の樹々を彩り、

深まりゆく信濃路の秋を知らせてくれます。




友人の工房では、

キャンピングカー?
が組まれていました。

キャンピングカーって、
木で作れちゃうんだ~~~(驚)









小さな秋の空

東京での個展は本日まで。

会場にお越しいただいた皆様に
心より御礼申し上げます。

都会の喧騒から帰った日の
瀬戸内の秋の空は、

知らぬ間に夏の青から秋の装いに。

空高く流れる筋状の雲のもと、
小さな湾に沿う堤防からは、
ハゼ釣りを楽しむ子供達の笑い声が聞こえてきます。

「まかない」料理

「カモシカ」スタッフの昼食

「まかない(料理)」と聞きましたが、
とても「まかない」とは思えぬ料理にビックリ!!!

毎日、オカズデザインの料理を食べられるなんて
羨ましすぎます。

個展「白秋」、10/14(日)まで

「カモシカ」(東京)に3日間在廊してきました。

会期前まで工房にこもりっきりだったので、
いきなり大勢の人に囲まれ、
タジタジの木工。

おひとりおひとりにお礼を伝えきれませんでしたが、
出向いてくださる皆様には感謝の念でいっぱいです。



会期前夜に開かれた器料理会では、

オカズさんの料理に感激!

オカズさんが月の半分を
岡山県北の蒜山高原で過ごされている意味を知りました。
蒜山耕藝の育てた野菜、

地物のきのこ等々
素材と水(湧き水)の力がこれほど料理に影響を及ぼすのか!?
と腰を抜かしてしまいました。
勿論、オカズさんの感性がその味を引き出していることは
言うまでもありません。


器の説明もしながらの料理会だったので、
コース料理を全て写真に収めることはできませんでしたが、
計10品、
デザートに至るまで

味覚の奥行きを広げられる貴重な時間になりました。

この個展を最後に、
歩いて5分程の場所に移転されるそうなので、

この場所でのランチも12・13日の2日間のみ(要予約)
                   ※予約方法は、オカズデザインHPより
                    ご覧下さい。

一日10席のランチも
料理が運ばれる度に
席からは「ため息」が。~~~

ランチタイムのあとは、
ケーキやキッシュ・クレープ等々も用意されていましたので、
売り切れる前にぜひ立ち寄って、
その空間を胸に刻んでいただきたく
ご案内申し上げます。



プロフィール?

7日からスタートの個展「白秋」に向けての作品を搬送し終え、ひと安心。
かと思いきや、
次の台風が近づいているのだとか・・・

7・8日は、会場に立つつもりですが、
9日以降は立てないので、
出向いてくださる皆様に向けての「自己紹介文」を
書き留めておこうと決意したものの、
空白が埋まりません。
そもそも、
人様に自慢できるようなことなど持ち得ていないし、
作家の賞歴を羅列するスタイルなんて
自慢げて見えるし、
「昭和」の匂いがして格好悪い・笑。

それに自分の経歴を思い起こせば、
子供の頃から叱られてばかりの人生。
「今のままでは社会に出て苦労しますよ」と小学校の先生にさとされて以来、
学年団(男)の先生全員からしばかれた中学生時代。
高校卒業時には
「君が行ける大学があるなら、このクラス全員が大学に入れます」と言わしめた(笑)
ロック&ジャズ喫茶通いのおさぼり常連君。

その後東京で僕が大学まで卒業できたのは、
白銀の世界で描く
シュプールの美しさに魅了され、
クラブ活動でスキーに没頭できていたからにすぎません。

将来の目標なんて何も持ってはいなかった・・・

そんな僕に手を差し伸べてくれた画家との出会いが
僕を工芸の世界へと導いてくれました。
白地のキャンバスに向き合う画家の姿に憧れ、
画家の見つめる自由な瞳をもって
手仕事に挑んでみたいという思いは募る一方。
漆もカシューもオイルも蜜蝋も同等に扱い、
テストピースを繰り返す日々(漆とオイルを混ぜてみたり、
カシューを塗り重ねてみたり、時には、
この国の食品衛生法をパスした塗料を使ってみたりも)。

きっと、漆の王道を歩む漆芸家の先生方にまで叱られちゃうんだろうなぁ~~~



作家歴を羅列することは苦手なので、

この写真をもって作家としての経歴を
物語ってもらうことにします。

掌(てのひら)が僕の仕事道具です。

小学校時の〇〇先生、
先生の言葉どおり、
「苦労しながら」も毎日工房を行き来しています。






プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

P R