岐阜~名古屋のモーニング

岐阜・名古屋特有の食文化、
独自の赤味噌で煮込んだ料理を前に
ついついビールに手がのびてしまいます。
なかでも
ギネスビールとの合性の良さは
特質もの(お試しあれ)。

そしてもうひとつの旅の楽しみが
充実した朝食付のモーニング。
個展会場周辺でも、
朝からopenをかかげるカフェの看板が
目にとまります。
岐阜・名古屋圏の朝食文化、恐るべし!

コーヒー代だけで朝食が食べられる
モーニングの時間帯は、どのお店もほぼ満席状態。
活気溢れるモーニング文化の街角は、
それを象徴しているかのように看板もにぎやかです。
この店あの店、
あちらこちらにモーニングの開始を知らせる
黄色い回転灯が灯され、
クルクル、クルクル、
夢のよう。


openを知らせるためにそびえ立つ
黄色い回転灯


看板の必需品?幸せの黄色い回転灯


大通り沿いも街中も
クルクル、クルクル


たとえ看板がなくとも、
壁際でクルクル

        山本美文

木のカトラリーと道具の展 7月14-22日(終了しました)

名古屋「手児奈」35周年記念展
「四人の木工作家による木のカトラリーと道具の展」が
7月14日からスタートします。
岐阜「本田」展を終え、
そのまま名古屋入りして初日在廊予定です。



工芸ギャラリー 手児奈
名古屋市中区千代田3ー14-19
千代田ツカサビル1F
(Tel)090-5625-7251(伊藤)
※鶴舞駅6番出口から歩いて2~3分

                  山本美文

岐阜「本田」展は明日(7月13日)まで(終了しました)



















































岐阜「本田」OUR RENOVATION展は
明日(7月13日)まで。
最終日15:00頃会場に出向く予定です。
作品の一部を、翌7月14日<月>から始まる名古屋「手児奈」
35周年記念展四人の木工作家による「木のカトラリーと道具展」へ。

                    山本美文

山本美文展、初日の「本田」(終了しました)

岐阜「本田」で6月28日(土)から始まった山本美文展。
普段の白漆の器とともに、
店主自らがリノベーションしたギャラリー空間に
すっぽり納まるような器を求めて、
廃棄されかけていた漆器(木地)の下地をはがしたり、
漆を塗り直したり。
時代を超えた手仕事の息吹きを
再生の器からお届けします。

 器の再生に向けて構想を練る工房での様子は、
「本田」のブログからもご覧いただけます。
(撮影は、東京在住のカメラマン・谷藤貴志)




ゆがんだ器の形状や
はがれかけていた器の表情(テクスチュア)の中に
かつての職人の手仕事の跡を残こしつつ、
過去と現在の木工を繋いでいきます。



栗の枝をロクロで挽いた
中心円の木目の美しさを際立たせることで、
木という素材の持つ生命感を感じていただけるよう
仕立てた器のそばには、
店主がフランスから持ち帰った生活具も並べられています。





古い木製の仏像を納めるために
床の間の古材から組み立てた漆花紋箱。
箱の表面には、手による製材の木挽きの
あとが見てとれます。


フタを裏返せば、
置き床として仏像を置くことができます(拝)。






器の再生とは別に、初期ポラロイドカメラも
特別出品。

ポラロイドの発明者、エドウィン・H・ランド博士が
世界発のインスタントカメラとして
1948年に発明したModel95。
フィルムの生産がすでに終了しているため、
現行のピールアパートタイプのフィルム(フジフィルム)が
使えるように専用ホルダーをカメラに装着。
これにより現行のフジフィルムFP100(カラー&モノクロ)で
当時のレンズの写し出す世界観が楽しめます。


革の専用ケースの中には、
当時のストロボやロールフィルムと
説明書一式が入ったままの状態です
(こちらの方は、珍品なのだとか?)。



山本美文展OUR RENOVATIONは7月13日(日)まで。
会期中休業日 7月1日(火)・8日(火)
OPEN 11:00-19:00
是非お立ち寄り下さい。

                山本美文









山本美文展 OUR RENOVATION(終了しました)

2014.6月28日(土)ー7月13日(日)
OPEN11:00-19:00
<作家在廊日>6月28日(土)
<会期中休業日>7月1日(火)・8日(火)
<場所>「本田」 岐阜市上太田町1丁目7醸造会館1F(P2台有)
tel +fax 058-264-2980
http://hondakeiichiro.com

醸造会館の一階に佇む「本田」に足を踏み入れた瞬間、
6月の作品展は、
店主とのコラボ展の様相を帯びることになる
と直感しました。
自らの手でリノベーションされた
ギャラリー空間の窓辺に差し込む光の下には、
店主が5月のパリで探すフランスの生活具も届くという。
僕は、地方で途絶えていた漆器の木地や
木製のオルガンなどを漆で再生して
「本田」に並べてみたいと思います。
                 山本 美文

出展予定の修繕(再生)の品

漆を塗り、ラデン(あわび薄貝)を刻んだカトラリー



五月の月曜日。
美文さんの工房に入ると、
バンドネオンの音楽が風に乗って流れていた。
瀬戸内の傍、ここでは柔らかく丸い時間が静かに過ぎている。
あるべきところへ収まり、
整頓されたアトリエの風景は、
透き通った水のように清らかで美しかった。

使い勝手を考えると、自然に生まれるデザイン。
心地良く使えたら、
必然的に出番は増えて、そのモノを愛おしく思う。
そして、
日々使われるものは
「美しさ」をいつの間にか備えている。

美文さんの木工と生活は、
瀬戸内の海で傍でつくられ、
今日も同じ瞬間を刻んでいく。

今回は、
捨てられていた旧い漆の下地(椀)を修繕して
新たに命を吹き込む漆器が中心に並ぶ。
下の写真は、
長野県の古い小学校の音楽室に眠っていたオルガン。
漆が塗られ、
再び美しい姿を取り戻した時に
どんな音色がするだろう。

アワーリノベーション
シェーカーも、修繕された道具や漆器も、
僕がフランスで出会った古道具も、
全てが時空を越えて、
ひとつの音色が奏でられることを願って。   
             
            本田 慶一郎



        











日本の古道具や楽器を漆で修繕した品々の他にも
定番の白漆のうつわを出展します。




また、5月のパリで本田さんが買い付けた
フランスの古道具も並びます。

初日(6月28日)在廊予定。
日々の暮らしの道具から過去と現在を結び、
これから先(未来)の手仕事の方向性を探ってみたいと
思います。「本田」の空間とあわせてお楽しみ下さい。
お待ちしております。

プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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