週末の木工教室

週末の工房を開放して
木工のレッスンを始めるきっかけになったのは、
雑誌社の依頼で木のカトラリー作りを公開した後の
思いがけない反響ぶりから。

「アトリエ木工房クラス」と名づけた
週末の木工教室はにぎやかです。
小さなお子様のためにベイビースプーンを削ったり、
家族のための木のカトラリーを揃えたり。
キッチン用品だって、
身近な木(桜や栗などの国産材)を削ることで、
この国の森と人の暮らしが繋がっていることを
実感できると思うのです。



用途に合わせてデザインしたテーブルウェアを
糸ノコで切り出し、
彫刻刀で削り出していきます。


まずはスプーンやフォークで手慣らしして、



豆皿を彫ってみたり、



おうちで、ピッツァを取り分けするための皿に挑んだり。



堅い楢(ナラ)の木のパン皿を
削るのは時間がかかりますが、



完成したパン皿は努力の結晶、
木のお皿とパンは相性抜群です。





また、木組みさえマスターすれば、


こんなカトラリーBox(ミズメ桜材)だってできちゃいます。

現在(7/26)アトリエ木工房クラスの空席が1~2席
ありますので、
教室に通われたい方がいらっしゃいましたら
受付しております。
簡単なパンフレットでのご案内もできます
(週末の月1レッスン、見学も可)。

(問い合わせ先)
山本 美文アトリエ
086-946-1627(tel & fax )










岐阜~名古屋のモーニング

岐阜・名古屋特有の食文化、
独自の赤味噌で煮込んだ料理を前に
ついついビールに手がのびてしまいます。
なかでも
ギネスビールとの合性の良さは
特質もの(お試しあれ)。

そしてもうひとつの旅の楽しみが
充実した朝食付のモーニング。
個展会場周辺でも、
朝からopenをかかげるカフェの看板が
目にとまります。
岐阜・名古屋圏の朝食文化、恐るべし!

コーヒー代だけで朝食が食べられる
モーニングの時間帯は、どのお店もほぼ満席状態。
活気溢れるモーニング文化の街角は、
それを象徴しているかのように看板もにぎやかです。
この店あの店、
あちらこちらにモーニングの開始を知らせる
黄色い回転灯が灯され、
クルクル、クルクル、
夢のよう。


openを知らせるためにそびえ立つ
黄色い回転灯


看板の必需品?幸せの黄色い回転灯


大通り沿いも街中も
クルクル、クルクル


たとえ看板がなくとも、
壁際でクルクル

        山本美文

木のカトラリーと道具の展 7月14-22日(終了しました)

名古屋「手児奈」35周年記念展
「四人の木工作家による木のカトラリーと道具の展」が
7月14日からスタートします。
岐阜「本田」展を終え、
そのまま名古屋入りして初日在廊予定です。



工芸ギャラリー 手児奈
名古屋市中区千代田3ー14-19
千代田ツカサビル1F
(Tel)090-5625-7251(伊藤)
※鶴舞駅6番出口から歩いて2~3分

                  山本美文

岐阜「本田」展は明日(7月13日)まで(終了しました)



















































岐阜「本田」OUR RENOVATION展は
明日(7月13日)まで。
最終日15:00頃会場に出向く予定です。
作品の一部を、翌7月14日<月>から始まる名古屋「手児奈」
35周年記念展四人の木工作家による「木のカトラリーと道具展」へ。

                    山本美文

山本美文展、初日の「本田」(終了しました)

岐阜「本田」で6月28日(土)から始まった山本美文展。
普段の白漆の器とともに、
店主自らがリノベーションしたギャラリー空間に
すっぽり納まるような器を求めて、
廃棄されかけていた漆器(木地)の下地をはがしたり、
漆を塗り直したり。
時代を超えた手仕事の息吹きを
再生の器からお届けします。

 器の再生に向けて構想を練る工房での様子は、
「本田」のブログからもご覧いただけます。
(撮影は、東京在住のカメラマン・谷藤貴志)




ゆがんだ器の形状や
はがれかけていた器の表情(テクスチュア)の中に
かつての職人の手仕事の跡を残こしつつ、
過去と現在の木工を繋いでいきます。



栗の枝をロクロで挽いた
中心円の木目の美しさを際立たせることで、
木という素材の持つ生命感を感じていただけるよう
仕立てた器のそばには、
店主がフランスから持ち帰った生活具も並べられています。





古い木製の仏像を納めるために
床の間の古材から組み立てた漆花紋箱。
箱の表面には、手による製材の木挽きの
あとが見てとれます。


フタを裏返せば、
置き床として仏像を置くことができます(拝)。






器の再生とは別に、初期ポラロイドカメラも
特別出品。

ポラロイドの発明者、エドウィン・H・ランド博士が
世界発のインスタントカメラとして
1948年に発明したModel95。
フィルムの生産がすでに終了しているため、
現行のピールアパートタイプのフィルム(フジフィルム)が
使えるように専用ホルダーをカメラに装着。
これにより現行のフジフィルムFP100(カラー&モノクロ)で
当時のレンズの写し出す世界観が楽しめます。


革の専用ケースの中には、
当時のストロボやロールフィルムと
説明書一式が入ったままの状態です
(こちらの方は、珍品なのだとか?)。



山本美文展OUR RENOVATIONは7月13日(日)まで。
会期中休業日 7月1日(火)・8日(火)
OPEN 11:00-19:00
是非お立ち寄り下さい。

                山本美文









プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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