2日から始まった「日仏かすみ酒」展(3/2~17日まで)
会場の福光屋・丸の内店は、
帝国劇場や
出光美術館でも賑わう
歴史ある建物の一角。
良き時代に建てられたビルは、
デザインだけでは語れない美しさを秘めています。
「ビルディング」より「ビルヂング」と表記した方が似合うのかも?
大きな真珠色のタイルと
天井までつながる
ファブリックに囲まれる
エレベーターホール。
階段のディティールは、
曲線あり、
直線あり。
直線的な階段の踊り場は、
柔らかな照明と色タイルが
下に続く階段へと導いてくれます。
デザインばかり重視される近代的なビルとは異なり、
素材とディティールの持つ有機的な美しさに
視線だけでなく心まで奪われてしまいます。
ギャラリースペースに戻ってからも、
自分の作品のフォルムや
ディティールが気になって気になって・・・
作品を撮るアングルまで
いつもと変わってしまっていたのでした・笑
会場では、トロワの料理と
ワイン&「かすみ酒」をいただき、
ほろ酔い気分のままスタッフの皆さんと
銀座?の片隅に佇む木造三階建ての
旧い建物を活かしたお店で
初日イベントの打ち上げを兼ねて
乾杯をしたのでした。