電灯がなかった時代から、
「ほの暗さ」の中で培われた
日本特有の美意識。
全てを見せず、
「光と影」の影の部分、
つまり、
「陰翳の中でこそ際立つ美しさがある」ということを
教えてくれた随筆「陰翳礼讃:いんえいらいさん」
(著・谷崎潤一郎)を読み返しています。
数年前の結城市
「ファミーユ・納屋」の展示では、
人の顔が見える程度の明るさに灯りを落して
暮らしの道具を展示してみました。
テーブルを演出するための灯りではなく、
飾らない生活を賛美し、
暮らしの有様を愛でたり、
窓辺に揺らぐ朝の光を感じるために。
最新記事
(10/04)
(05/09)
(01/01)
(06/13)
(02/28)