ずっと傍に

古いものに価値を見出すわけではありません。
「古い」とか「新しい」にこだわらず、
時代を越えた「美しさ」を知りたいのです。

この先、ずっと傍に置きたいものを選ぶために。


                                                      神戸「湾岸ビルヂング」




    猿山修・コレクション(山本美文・30周年記念企画展より)





                      螺鈿細工のオペラグラス(私物)



                           旧いフランス車のメーター



岐阜「本田」で見かける(meguちゃんがフランスから持ち帰る)
               ぬいぐるみ・他

                「やぁ!」               

(赤い靴って、もしかして女子・・・?)
女子バージョン:「やぁ!」を「やだぁ」と読んで下さい。

野良仕事

夏野菜の畑から秋冬の畑に衣替え。


サラダ用のキャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・チシャにセロリ、
鍋の季節に欠かせない白菜・大根・ネギを植えつけました。



夏の間に伸びた雑草を抜き、
砕いた牡蠣の殻と発酵牛ふんで畑を耕し、
苗を植えつけた後の作業着は、土まみれ。
洗濯する前に、一度水洗いをしておかないと大変なことになっちゃいます・笑

足下の長靴は、

北海道の皆様にはお馴染みの
「ミツウマ」の長靴を愛用させてもらっています。

街中でも履ける西欧諸国のブランド品(長靴)は素敵だけれど、
木の切り株や畑の重労働で穴を空けちゃった時のショックったらありません。
「ミツウマ」の長靴なら安価だし、
何足か買い込んでおけます(穴を空けてしまったら、さっさと取り替えて・笑)

スキーをしていた頃の仲間(北海道出身者)に聞いていた
「ミツウマ」印の長靴。
商標(図柄)も、ちょっといけてる???気がします・・・(僕は、好き!)

でも、
もし「ミツウマ」関係者の方がいたら、
安価な海外製と並行して、
少々高価でも、道産の「ミツウマ」印の長靴をラインナップしてほしい!
長靴は、災害時の必需品。
今後も予測される地球温暖化に寄る大きな災害時に、
海外製に頼っていたマスクの二の舞いにならぬよう、
国内の拠点(製造業者)を確保し、
「いざという時のミツウマ」であってほしいのです!(願)








「徳利袴と温め酒」追加作品(非売品)

現在、東京福光屋(丸の内店)で開催中の「徳利袴と温め酒」展。
企画者からの提案で、
古物商(西原さん)から届いた紫檀の徳利袴に
僕が手を施した追加作品(2点)を届けました。



もともとの塗装をはがして、
麻布+漆で底の割れを留め、
生命の強さを表す縄文の朱を塗ってみましたが、
朱の強さだけでは真の強さ(生命力)を感じられなかったので、
はかなさを表す白を重ね、
「強さとはかなさ」に「生」のリアリティを求めてみました。


思っていた以上に
時間と労力を使ったため、
価格が付けられず、
「非売品」で出品させてもらうことに。


コースタータイプの一品は、外側に色付けしています。




今日は9月9日、「重陽の節句」
無病息災を願い、

そばちょこを袴代わりに、
福光屋のお酒をいただいております。

「無病息災」「無病息災」と
念じてるうちに、
ついつい徳利に手が伸びて、
酔っぱらわないように気をつけなくっちゃ・笑

野生酵母で発酵させたワイン

しゃぎり船が湾内を行き交う夏祭りも中止されていたので、
少人数で久々に集まることに。


大皿から取り分ける料理はご法度なので、
最初に料理を振り分け、
手酌でワインをいただきました。
最も、普段から手酌で飲むことの方が多いので、
もう、手慣れたもの・笑


ワインは、以前  市内の小さな本屋の店主から薦められていた

ココファーム・ワイナリーのワイン。
ここ最近続けて買った「プティ・マンサンF.O.S.」

自家畑のプティ・マンサンを
果皮や種と一緒に野生酵母で発酵させているそうです。

比較的買い易いお値段だったし(たしか、¥3400くらいだったかと?)、
肉料理に、とっても合う気がします。
(ワインに詳しくないので、「気がします」で許して下さい。)

以前は、フランスやイタリアのワインを飲む機会が多かったのですが、
ここ最近、本当に美味しいワイン作りに挑むワイナリーが増えたので、
進んで日本のワインを買うようにしています(応援してます)。

岡山も例外ではありません。
県北を中心にワイナリーが増えてます!

フランスやイタリアのワインは数が多すぎて、
どれを選んでいいのか迷ってしまうので、
市内のワイン専門店「スローカーブ」に寄った時の楽しみにしています!







鍋の柄を鉋(かんな)仕上げに


金属製の鍋は丈夫だけれど、
鍋から熱が伝わり易いので、
古くから日本の家庭用の鍋には
熱の伝わりにくい木製の柄が使われてきました。

欠点は、熱で木が収縮してしまい、
すぐにグスグスになっちゃう点・笑

何度か直していくうちに柄が短くなってきたので、
長めの柄に取り換えることに。

鋸(のこぎり)と鉋(かんな)があれば
誰でも簡単に直せるけど、
鉋を持ってる人って限られちゃいますよね?
「鍋の柄」修理店を開設すれば、喜ばれるかも?
僕の工房では受け付けていませんが、
探せば、きっとどこかにある筈。

久しぶりに「丸棒削り台」を出して、
柄の部分を鉋(かんな)で削り出してみました。
手仕事って、楽しい!
まん丸にならないから、揺らぎもあるし、
鉋痕が滑り止めにもなってる。一石二鳥!

鉋さえ使いこなせれば、誰だって修繕できます。

               (大)(中)(小) 大きさいろいろ

                                    形もいろいろ

                   掌に収まるような可愛い鉋も


鉋の台を直すための鉋があります。
日本の職人ならではの発想なのでしょう!
「台直し鉋」と呼ばれています。


鉋の刃を研ぎ、台を直していくうちに、
刃が短くなり、台も薄くなって、
その道具の役目を終えます。(右手が使い込んだ鉋)


プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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