現在、東京福光屋(丸の内店)で開催中の「徳利袴と温め酒」展。
企画者からの提案で、
古物商(西原さん)から届いた紫檀の徳利袴に
僕が手を施した追加作品(2点)を届けました。
もともとの塗装をはがして、
麻布+漆で底の割れを留め、
生命の強さを表す縄文の朱を塗ってみましたが、
朱の強さだけでは真の強さ(生命力)を感じられなかったので、
はかなさを表す白を重ね、
「強さとはかなさ」に「生」のリアリティを求めてみました。
思っていた以上に
時間と労力を使ったため、
価格が付けられず、
「非売品」で出品させてもらうことに。
コースタータイプの一品は、外側に色付けしています。
今日は9月9日、「重陽の節句」
無病息災を願い、
そばちょこを袴代わりに、
福光屋のお酒をいただいております。
「無病息災」「無病息災」と
念じてるうちに、
ついつい徳利に手が伸びて、
酔っぱらわないように気をつけなくっちゃ・笑