久々の登場(オリーブのフォーク&スプーン)

「里山クラフト展」
2020.3.18(水)~23(月)
11:00ー18:00 ※最終日は16:00まで

(出展者)葛原英興(木工)・野間清仁(木工)・山本美文(木工)
                  迎山直樹(家具)・高月国光(郷原漆器)・渋谷太郎(森の幼稚園)
                  久津輪雅(岐阜県立森林アカデミー)・山本和史(岡山大学)

(場所)岡アートギャラリー :岡山市中区浜2丁目2-38
               http://oka-artgallery.com (086)206-5005

(主催)岡山大学大学院教育学研究科(工芸)山本研究室

岡山大学  工芸(木工)専任教授の
山本和史(カズフミ)先生とはもう30年来のお付き合い。
お名前から、
木工兄弟か?とよく勘違いされる・笑

彼はここ数年、
生木を削る「グリーンウッド」と呼ばれる
木工の研究に取り組まれているようで、
岐阜県立森林アカデミーの久津輪先生ともつながりがあるようです。

なぜか?この度、「グリーンウッド」をテーマにした展覧会への出展依頼が
僕のところに。

「生木を削る木工なんて僕には参加する資格がないでしょう」
と応えると、
「以前、牛窓オリーブ園のオリーブの枝からカトラリーを削られてたでしょう!!!
   あれはグリーンウッドです」
との返答。

「でも今は材料を変えて、良く乾燥させた山桜を削ってますから~~」
と断りかけると、
「一本でもいいからオリーブを削って、参加してほしいです」
と詰め寄られたのでした。

軽トラでオリーブ園に枝を集めに行くところから、
曲がりくねった枝の割れや節を除きながら工房で製材し、
スプーンを削るまでの
あまりの生産性の悪さに、
作れば作るだけ赤字(レッド)に変色する僕のグリーンウッド・・・

でも、先生からの誘いは断りにくい・・・
信州から岡山に工房移転するにあたって、
納屋(工房)の改築で仕事のできない僕に
大学の木工施設を開放してもらった恩もあるし・・・

よっしゃ、赤字に沈む木工の逆立ち(真の姿)を見せてやる~~~



※スプーン&フォーク(大)(中)(小)を各5本
    削っていきます!

赤字解消(グリーンウッド)にご協力ください! <売り切れ次第終了>
   
    初日(3/18)在廊予定。

ARTS&SCIENCE 白漆リム皿(小)



ARTS&SCIENCE 2020:春夏カタログ(No 027)
の白漆リム皿(大)に続き、
白漆リム皿(小)を
HIN(京都&東京)に納品致しました。

まもなく店頭の方にも並ぶかと思います。



自分が「美しい」と感じられる塗り味を確かめながら、
一枚づつ楽しんで塗りました。



気がつけば、夜が明ける日も・・・

無心の域にはほど遠いけれど、
夢中には なれるようです・笑

全て白漆の表情を変えています。
自分の感性を大切にお選びください。


瀬戸内の陽光が教えてくれた

瀬戸内の陽光が窓辺に降り注ぐ工房の春


かつて、
「スポットの下で一点一点の作品をいかに美しく見せるか」
ばかりにとらわれていた若き木工がいました。

「日々のうつわを作る」とうたいながら、
限られた空間で格好良く見せることしか思いつかなかったのでしょう・・・



そんな木工に、
瀬戸内の陽光は教えてくれます。



窓辺に差す光の下で
裸にさらされても
自然に映し出されるうつわが、
普段の暮らしで、
最も「出番の多いうつわ」になることを。


「雑多に並べてもらって大丈夫です」
ギャラリーでの展示も、
今では全て店主に任せっきり・笑

どんな状況下でも
「手に取りたくなるうつわ」が、
毎日のうつわになります。










時を架ける言葉

作家名を見かけると、
つい手が伸びちゃう本。

旅先や移動の新幹線の中に持ち込む
須賀敦子・随筆集は、
ぼくの「旅のおとも」。

国境を軽やかにまたぎ、
視点の先に
人間讃歌を謳うエッセイもさることながら、
旧知の編集者が、
遺品整理中に見つけたという44篇 の詩をまとめた本

「主よ 一羽の鳩のために」

ローマ留学中の
1959年に綴られた若き日の須賀敦子の詩集 です。

紙幣の価値や社会の仕組みは
時代によって変われども、
屈託のない作家の詩情が、
孤独と自由を翼に
はばたこうとしている君への
道標(みちしるべ)になるのかも。


ぼくが、この世に「生」を受けた日に綴られた詩も
収録されています。
言葉が時空に橋を架けてくれるのか、
そのページをめくる度に
「るりまつり」の咲く情景を思い浮かべ、
その花言葉を胸に
この先の人生を歩みたくなるのです。

























「山本美文の菓子皿とムラヨシマサユキさんの餡」【3月開催を4月に延期】

「山本美文の菓子皿とムラヨシマサユキさんの餡」
2020.3.6(金) ~ 9(月)

【3月開催を4月に延期することになりました】


      (場所)IN  MY  BASKET
                    世田谷区玉川田園調布2-7-18セトル田園調布1F



 


DM(案内状)には、
「2年ぶりのコンビ復活です・笑」と書かれていました。
お菓子と菓子皿のコンビ・・・?


                                     丸メガネのコンビ?




前回(2年前)は、
蝶の舞うポエジーな
ムラヨシワールドに

お皿もビックリ。





今回は、「おはぎ」を作ってくれるとか?

伝えてたっけ?
大好物が「おはぎ」だってこと?!

【延期する期日が決まり次第、ご報告致します】




プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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