瀬戸内の陽光が窓辺に降り注ぐ工房の春
かつて、
「スポットの下で一点一点の作品をいかに美しく見せるか」
ばかりにとらわれていた若き木工がいました。
「日々のうつわを作る」とうたいながら、
限られた空間で格好良く見せることしか思いつかなかったのでしょう・・・
そんな木工に、
瀬戸内の陽光は教えてくれます。
窓辺に差す光の下で
裸にさらされても
自然に映し出されるうつわが、
普段の暮らしで、
最も「出番の多いうつわ」になることを。
「雑多に並べてもらって大丈夫です」
ギャラリーでの展示も、
今では全て店主に任せっきり・笑
どんな状況下でも
「手に取りたくなるうつわ」が、
毎日のうつわになります。