大阪・grafでのトークイベント当日の大阪駅前。
連休中ということもあり、
駅周辺は終日ラッシュアワーなみ。
地方では、お祭りの日くらいしか
人ごみを歩くこともないので(笑)、
とかく【おのぼりさん】は、疲れちゃう。
おまけに、
慣れないトークイベントに向かうと思うと
足どりは重くなりがち。
気分転換にと、
てくてく街並みを早足で歩き続けると
いつの間にか、中之島に。
grafは、目前。
トークイベントでは、
クラフトフェアの意義や今後の課題について問われたり、
クラフトの持つ社会性について考えたり。
普段、手を駆使することはあっても、
頭を使うことが置き去りになっていることに気づかされ、
戸惑う【おのぼりさん】
今回の企画展には、
服部さん(graf代表)の彫刻作品も出展されています。
数年前の会食の折、酔っ払って? ポツリ、
「いつか、彫刻に帰りたい」と呟(つぶ)やく服部さんに
「いつかという言葉を止(や)めて、明日から彫刻に帰れば」
と言葉のキャッチボールしてから、
二人の間でひとつの約束事が芽生えました。
来年あたり、大阪と岡山で約束が実るのかも!
トークイベントの後は、
スペイン料理のバルに直行。
シルバーウィークは
連日お天気に恵まれ、
爽やかな秋空が続きました。
grafの側(そば)にそびえ立つのは、
国立国際美術館。
シーザーぺリ設計の美術館では、
ヴォルフガング・ティルマンスの写真展。
美術館の向かいに設置されている抽象彫刻は、
焼き物と抽象彫刻で別名(二つの名前)を使い分けて
制作活動に取り組まれていた清水六兵衛(九兵衛)さんの作品。
工芸と美術に二股をかける(どちらも素晴らしい作風の)作家として
憧れていた時代があっただけに、感慨深いものがありました。
お昼は、服部さんと中津駅近くのSajiに立ち寄り、
休日中のオーナーも誘って、近くの中華料理店に。
まだ明るいうちから、「乾杯」!
そういえば、
服部さんを紹介してくれたのもSajiの仲宗根さんでした。
【おのぼりさん】は、ほろ酔い気分で
大阪をあとに神戸行きの列車に揺られ、うとうと。
連休中の元町では、中華街の人混みを避けるように、
いつものコースを散策。
まずは、プラージュに寄って、
歩き疲れたら、
ジャズ喫茶でひと休み。
大音量でジャズを聴けるお店も
減りつつあるだけに
懐かしさも残ります。
久しぶりの神戸を ぷらぷら
お世話になっているギャラリーへ
湾岸ビルジング2階の草灯舎。
オーナーの江藤さんとは、しばらくぶり。
夕食は、近くの「アンセム」に。
空間はもちろん、
流れる音楽まで素敵です。
それに美味しい料理が食べれるのだから
たまりません!
帰り際、
牛窓のイタリアンレストラン「アッカ」の話題で盛り上がり、
来春の食事の予約を約束をして、
岡山行きの最終列車に。