「よいしょ」
「よっこらしょ」
椅子に腰掛けたり、
椅子から立ち上がる時に、
ため息交じりの言葉を口にするようになったら
身体が肘掛け椅子(アームチェア)を欲しているサイン(笑)
肘掛けの役目は、
単に安楽のためだけではありません。
椅子に座る時には身体を支えてくれ、
立ち上がる時には
補助的な役目を担ってくれます。
椅子の暮らしが長くなるにつれ、
椅子と身体の触れる部分の成型が
気にかかるようになるもの。
(PC用デスクと併せて製作)
掌(てのひら)と木肌の相性の良さを活かせば、
いつまでも触っていたくなるような形だって考えられる筈。
そんな思いをいだきながら、
南京鉋(かんな)を研ぎ、
肘掛け(アーム)を成形していきます。
さらに身体にフィットする
アームチェアを求められる方に向けては、
座面の奥行きや角度、
肘掛けや背もたれの高さ・角度を測定するための椅子から
数値を決めてもらったうえで
背中のラインを採り、
スピンドルのカーブまで削り出す
フルオーダーのアームチェアも
製作しています。