昨年末個展を開催した松江の「DOOR 」は、
個人で営む小さな本屋さん。
セレクトされた本の並ぶスペースに隣接するギャラリーでは、
作家の個展やグループ展にとどまらず、
少人数での音楽会や朗読会も企画されるようです。
オーナーの高橋さんの本に対する熱意が、
編集者としても
一冊の本を出版へと導きます。
木次乳業の創業者・佐藤忠吉さんの言葉を
まとめ上げた「忠吉語録」
【出版】DOOR books
【著者】野津恵子
【写真】森善之
【定価】¥1800(税別)
さらりと読め、
後からじんわり心を温めてくれるような珠玉の一冊。
10代の頃の趣味は、
「好きな音楽を聴きながら本を手に取ること」でしたが、
小さな文字が読みづらくなってからは、
写真を見たり
詩を書き留めることくらいしかできずにいました。
改めて、
本を読むことの愉しさを思い起こしながら
「心にしたためる言霊」の余韻に酔いしれました。
岡山市にも友人が営む素敵な本屋があります。
「スロウな本屋」の小倉さんとは
小さなイベント会場で知り合って以来のお付き合い。
時折立ち寄り、
本を求めます。
「忠吉語録」も置かれているはず。
そうそう!
4~5日前に
平澤まりこちゃんから一冊の本が届きました。
シンプルで読みやすい「チーズ本」
実にチーズのことが分かり易く描かれている(書かれている)!!!
伝わり易い言葉の背に秘められる余韻から妄想はひろがるのです!