瀬戸内の小さな湾に流れ込む川沿いの道。
子供の頃から眺めてきた
何気ない水辺の風景にすぎないけれど、
その時々の自分の心情が重なれば
目に映る光景も
違って見えたりするから不思議なもの。
工房へ続く川沿いの道から
水辺に目を移すと、
波の立たない
鏡面の水面に映し出される光景に
釘付けにされる日がある。
静かな水面に空と地上の景色が映し出される
逆さ絵は、富士山だけでなく
身近な場所にだって現われる自然現象だ。
工房の対岸に沿う家並みも
陽が落ちると 川面に消え
やがて夕日がその色を染めていく
翌朝の湾内(川から続く汽水域)には
再び青空が映り込み、その波間に白い雲が揺れていた
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