(写真展)
A Day in the Life「木工房の日々」
東京在住のカメラマン・谷藤貴志さんが
岡山まで出向いてくれ、
工房を取り巻く瀬戸内の風景や手仕事の日常を
撮り下ろした写真展が岡山市で開催されます。
2014.11月19日(水)~12月3日(水)
火曜日(11/25・12/2)定休
11:00~22:00(ラストオーダー21:30)
(写真) 谷藤貴志 yatou takasi
(文) 山本美文 yamamoto yoshifumi
(場所)ルネスホール内 公文庫カフェ
岡山市北区内山下1-6-20
(問い合わせ先) 086(225)3009
工房で僕が書き留めた言葉のかけらを、
岐阜市の古道具店・店主がフランスの
古紙に印字してくれました。
フランスの古い手紙に美文さんの「ことば」が
重なることによって、
受け継がれ守られていくべき大切な「ことば」が、
僕には いにしえの伝言のように映りました。
紙は、古いもので1770年頃のものです。
透かし紋章が入ったりしたものもありますが、
古い紙は質が良く、
インクは想像以上に上手くのりました。
写真と「ことば」が並べられる光景が本当に楽しみです。
古道具「本田」
本田 慶一郎
公文庫カフェでの展示は壁面に限られるので、
木工作品の展示はできませんが、
現在 工房で試作中の
オリーブの木の装身具を一部展示致します。
※まだ試作段階のため、販売はできません。
12月13日から始まる高松・シューレ963での
個展では受注生産できるように計画中です。
オリーブの木のイヤリング&ピアス (シルバー/坂下伊織・作)
昨年の5月、
(株)日本オリーブの現会長・服部恒雄さんとの
公開講座での対談で、
オリーブが、聖書と神話の樹木であることを教わりました。
会長からオリーブにまつわる数々の神話を
聞いているうちに、
「平和と叡知と豊穣」を表わすオリーブの木を
身にまとうための装身具に思いを馳せました。
信仰を持たない自分には、
オリーブの神話の持つ真の意味は掴めないかもしれませんが、
聖なる神話とも重ね合わせられるよう
「飾るためのアクセサリー」という概念を離れ、
身につけることで、「自らを律するような気持ちになれる装身具」
を求めながら試作を続けています。
山本美文