プロフィール

作家を志すなら、
経歴(賞歴)を並べていくのもひとつの手段でしょう。
例外にもれず若き木工も、
コンペ入選や受賞歴をプロフィールに並べていた時期があります。

他人(ひと)にものを教える先生や
治療を指南する医師以外で「先生」と呼ばれる人たち(職種)って怪しい~~~
と前々から感じていたので(笑)、
個展会場で「作家の先生」と呼ばれた日から
プロフィールに賞歴や入選歴を載せることを止めました。
「先生、先生」と呼ばれているうちに、
目線が高いところに行ってしまっては、
日々の「名もなきうつわ」まで
僕の手から離れていくような気がしてしまったからです。

「よしぼう」
「よっちゃん」
「よしふ」
「やまちゃん」
「やまもとさん」・・・呼び名は年齢とともに変遷してきましたが、
「さっかのせんせい」は、僕には似合わないので勘弁してもらうことに。

只、作家を志す前の3年間勤めた学校の教え子からは、
いまだ「先生」と呼ばれても断る理由が探せずにいます。
「お願いだから個展会場ではささやくように先生って呼んで」と頼むのが精一杯(笑)








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プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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