桜の便りを待ってたかのように
寒気が日本列島を覆い、
ここ数日は「花冷え」しています。
岡山もご多分に漏れず冷え込んでいますが、
そんな工房に心温まる贈り物が届きました。
スタイリストの友人が海外で集めた木のカトラリーたち。
過日の東京滞在中にお会いする約束をしていたものの、
なにせお忙しい方なので、
こちらからの(当日)アポなんて取る勇気さえ持てず、
躊躇しておりました。
届いた品には、
「かたづけをしていたら、山本さんのお役に立ちそうな
カトラリーが出てきたので送ります。」の一筆まで。
「うち2本は、スウェーデンのものづくり学校の売店で買った新品」だそうです。
工房の木工教室に通われている方にも熱烈な「白いもの」ファンがいらっしゃるので、
ブログに載せれば、披露せざるえなくなるかも・・・(笑)
道具性の高いカトラリーは、
料理や調理法によって様々なフォルムが生み出されます。
もちろん、正面の形も気になりますが、
側面の曲線を読み解くことで、
それぞれの用途にまで作り手の想像は及びます。
料理人やスタイリストとも、
「お役に立ちたい」という心構えで接しさえすれば、
相手も気軽に心を開いてくれます(実は、教えられる事ばかり)。
自分の経験値に固執してしまっていては、誰からも学べなくなっちゃいますから・笑
陽光の下に育つ「そら豆」のように
大きな空に向かってすくすく歩みたいな!
今日から「そら豆」君を師匠に!!!(宣言)
「そら豆」に恋して木彫した、
オリーブの木の「そら豆」君たちにも手を合わせます(拝)