木工を学んだ信州から故郷の岡山に帰って21年目?
「知らない街を転々と流れて生きたい」と願っていたはずの自分が、
20年以上同じ街に暮らすなんて、
人生なんてわからないものですね。
全国を旅しているわけではないので、
まだ見知らぬ終の棲家を探せることに期待しながら
これからも旅(個展)を続けるつもりです。
名古屋展からの帰りに寄った岐阜市も僕の大好きな街。
用もないのに、
ついつい足が向いちゃいます(笑)
つい先日も、
お世話になっている眼鏡店
「ベロオッティカ」でめがね談議し、
古道具「本田」に。
パリで集められた生活具が醸す物語を
「本田」の空間に落とし込んでいく
お二人の感性や助言に導かれるように、
僕自身も「本田」での企画展で
自らの木工の殻を脱ぎ捨ててこれたのかもしれません。
「本田」の日常が綴られる
「noir et blanc(白と黒の断想)」の中でも、
下記タイトルで
これまでの企画展を紹介してくれています。
◎「作家性と無名性」
◎「山本美文展」
◎「白漆のマチエール」
◎「岡山より」
サラサラと描かれた
ぶどうの絵に魅せられて
今回「本田」から持ち帰った
ワイングラスは、
以前買い求めたデキャンタに合わせてみるつもりです。