朱漆の色合い

牛窓「御茶屋跡」(岡山県瀬戸内市)での
グループ展に参加されているサンク&サムエルワルツの
保里さんご夫妻が工房を訪ねて来られました。

食後の珈琲を準備していると、
保里さんの瞳がキラリ♢
以前にもアップしたことのある
珈琲豆を入れるための缶カン

ずいぶん前に、サムエルワルツで買わせてもらったものでした!


蓋(ふた)には「STOCKHOLM」の
刻印が入っているのでスウェーデン製?
保里さん曰く、
「ノルウェーには朱赤のものが多いけれど、
 スウェーデン製には珍しい色」
とのこと。

日本の朱漆とも共通している色合いが
気に入って入手し、
工房で試したのが【シェーカー様式のオーバル弁当箱】

     

写真の弁当箱は、娘が高校で毎日のように3年間使ったもの。
当初、茶系の漆で仕上げたものの、
「おとうさん、女子高生には地味~(じゃない?)」と言われ、
初めて赤(ハレの色合い)を意識して選んだのが珈琲缶の朱色。
どうやら、この色合いが響いたらしく、
我が家の女子高生は、3年間丁寧に扱ってくれていたようです。
気に入ったものを大切に使う習慣を、
掌(てのひら)で感じ取ってくれていたのかも。

春になったら、
このお弁当箱を
シェーカー様式のキャリアボックスに入れて、

ピクニックにでも出掛けたいな。
女子大生になっても付き合ってくれるのかなぁ・・・







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