山を散策していると、
思わぬ造形美に目を奪われてしまうことも。
風に舞い落ちた小鳥の巣
小さな鳥は、
細い小枝を咥え
からだの大きさに合わせた大きさの巣が作られている。
「作為」と「無作為」の狭間に揺れる心中に、
「掌(てのひら)が教えてくれる形に従ってみれば!」と
鳥たちの詩(うた)が聞こえてくる・・・
教わらなくても巣の作れる鳥のように、
ぼくも自分の手を使いたい。
そんな願いを抱きながら、
「生命を支える形の美しさ」をじっくり観察してみよう!
亡き父は、長年 生物や植物の研究に取り組んでいましたが、
今頃になって、
もっと話しを聞いておけば良かったなぁ~と思ったりもする。
鳥の巣だけではなく、
森からは、様々な生命の詩が聞こえてくる。