蚤の市

先週末、市内の「アクシスクラッシック」が旗揚げした
蚤の市に出掛けてきました。
骨董(アンティーク)好きが多い岡山では、
すでにオレンジホールでの「骨董アンティーク市」や
倉敷の「懐かしマーケット」が開催されているにも関わらず、
大勢の人が来場されてました(好きですね~)

蚤の市は、
「骨董品」と呼ばれる従来の価値観から離れ、
自分の生活スタイルに照らし合わせながら
自らの眼(生活者の目線)で好きな物を選び出せる場として
女性や若者にまで愛されています。

春先にアクシスクラッシックのスタッフと
工房で会食したばかりだったので、
激励の言葉でもかけようかと思い、
朝一に出掛けてみたものの、
既に来場されてる先客が居て、心配のない様子。
openが近づくにつれ、
あっという間に長い列ができていくのでした。

並び慣れない田舎者(木工)は、
列が途切れるのを待って、
ぷらぷらと入場。
既にお目当ての品をゲットされてる人の脇を抜けながら、
ぷらぷら ぷらぷら。
僕の眼にとまる品はないかなぁ~?
ぷらぷら ぷらぷら。


「ん~ なんだ、これ?」





「え~ もしかして?」

「好物の collapsibleもの?」






「くすんだ茶と黒のコントラストも好きだし、
 作りもカチッとしてる!」

「これって おいくら?」

「買っちゃおうかなぁ~」 ドキドキ

「財布の中に¥1500あったっけなぁ~?」

「たしか¥3000入れてきたはず~」

「これ、くださ~い!」



こんな(小さな)買い物を愉しめるのも蚤の市の醍醐味!
お金を持たずに出掛けることで、
必然的に選ぶことを余儀なくされちゃう状況に。
お金を握ってるがゆえに、
ついつい手を出してしまい
失敗を繰り返してきた木工が伝授する心得。
「選び抜くことで育つ品定めの眼」
貧乏(木工)の「ひがみ」としか読めないような格言? ですが・・・



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プロフィール

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山本美文アトリエ
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