「飾らない美しさ」という言葉の響きが
好きになったのは いつの頃からだろう?
飾らない人柄の
気さくな仲間たちに囲まれ、
手をとりあいながら歩みたい!
と願うようになったのも、
同じ頃からだったのかも。
手で作るもの(クラフト)は、
作り手の生き方に伴いその形を変えていくもの。
ゆえに、僕の手は
飾り気のない器へと導かれてゆく。
巷(ちまた)を見渡せば、
ファッションにしろインテリアにしろ
情報ソースの基本コンセプトは、
いつだって「飾ること」
取り残されているのは僕の方に
違いないのだけれど、
世の中には僕と同じように
「飾らないこと」を信条にしている人もいるはず!
「ドレスアップ」よりも、
「ドレスダウン」に寄ってしまう人
飾り気がない仕事場で、
道具があるべきところにありさえすれば、
それが一番美しい姿だと思ってしまう人
無造作に使われている
生活具が何より好きだったりする人
普段着が似合うふるぼけた車が
好みなんだけれど、
走らないうえ、入退院を繰り返すから、
「こまっちゃう」が口癖になってしまっている人
そんな悩みをお持ちの方が、
僕の器を見て、美しさを見いだしてくれる人です(きっと!)
【craft 四重奏】
2016.5.20(金)-29(日) ※23(月)・24(火)は定休日
10:30~17:00 場所:フェリシテ(倉敷市本町10-6)
086(423)5277
出品作家 岡澤悦子(陶)長野県
棚橋祐介(陶)岐阜県
宮下香代(紙造形)愛知県
山本美文(木と漆)岡山県
※21(土)・22(日)は、倉敷芸文館前広場で「フィールドオブクラフト倉敷」も。(そちらには出店しておりません)
合間をみて(フェリシテのお許しがでれば・笑)、会場には寄ってみたいな!