山本美文展「白漆のマチエール」、
開催中(~3月31日(金)まで ※28(火)はお休み)
「北欧のプレートのよう」、と喜ばれた新作の大皿&小皿。
栃の木のきらめくような杢(もく)とグレーの縁取りが、
冬の北欧の印象へと繋がるのでしょうか?
杢(もく)の強い銘木は「工芸品」に映らぬよう、
むしろ さりげなく生活に馴染むようなデザインを心がけています。
新作のカトラリーも交えて。
什器・備品に至るまで
素敵な空間に展示してもらってるので、
さながら、
白漆のうつわと備品のコラボ展の様相です(笑)
初日を終え、
静岡の友人たちと囲んだ
「静岡おでん」!
削りぶし(削り粉)と青のりがのってる~~~
お好み焼きのような香りの「おでん」に驚き、
「でも、おいしいから許せちゃう~~~」と口走る木工。
黒はんぺん入り、
牛すじ(関西風おでん)とちくわぶ(関東煮)を一緒に
煮込んでいるところに静岡の地の利を感じたのでした。
翌日は、
以前 噂になった駿河湾沿いに立つ「イチゴ娘」を探しに
通称「イチゴロード」(国道150号線)へ。
赤いジャンバー姿でイチゴ狩りへ手招きする
「イチゴ娘」発見!と思いきや、「イチゴおばあちゃん」
「イチゴ母さん」も次々発見!!!
きっと、駿河湾の日照と海風が甘~いイチゴを育てるのでしょうね。
途中、
建築家ウイリアムス・メレル・ヴォ―リズの設計した
「旧マッケンジー住宅」を拝観。
南に駿河湾、
晴れていれば、
北東に富士を望める各部屋からは、
米国的な室礼が感じ取れます。
キッチンの冷蔵庫や電気のレンジは、
当時のアメリカの豊かさを象徴するオブジェのようにも見えたのでした。