秋の音(note)



早朝の湾を散歩し、



工房に帰って聴くLPレコード(今日は、オルガンの音色)



小さな湾を囲む田園地帯には
稲穂が垂れ、
黄金色に輝いています。

遠くに望む児島半島を眺めていると、
信州で眺めていた山脈(アルプス)のよう?


秋本番、
すべての植物が様々な色に変化していきます。

豊かな色と向き合いたくなる季節の到来です。

大人のメルヘン

画家の描いた「北欧紀行」

文面まで素晴らしくて、
何度読み返しても、
その世界観にひき込まれてしまいます。
旅先の街並みを俯瞰して描く東山魁夷(画伯)の
北欧の人々に対する心づかいや街を愛する暖かな眼差しが、
リトグラフからも伝わってきます。

大人のメルヘンからは、
通奏低音のように
人間讃歌の歌が響いてくるものですね。

大人のメルヘン=大人の絵本
「北欧紀行・古き町にて / 東山魁夷」(まえがき:川端康成)
岡山の美術館でも以前、
「北欧紀行」の巡回展がありましたが、
また企画される日を待ち望んでます!



工房にはもう一冊、
ずっと手放せない「絵本」?を置いています。

                 「Bon voyage:わたしの時間旅行」

パリを舞台にした山本容子版画集。
あまりに好き過ぎて、

表紙が手垢で黒くなってます・笑







もう20年以上前になるでしょうか、
コラボ展で手がけた
小さなビスクドールの背景「月の舞台」。

                                          月あかりに揺れるビスクドール


                                                夜空を写しだす月光



ビスクドールの目線、
手の動きや姿勢、洋服のしわ等々に
集中してスタイリングした想い出が甦ります。(ビスクドール:さかいゆきみ 作)
僕も、いつか
言葉を添えて「大人の絵本」に仕立ててみたいな!




12月の東京展 / オカズデザイン(カモシカ)

社会状況によって、
12月の東京展の内容も変わるのでしょうが、
これまで関わってきたオカズデザインの
様々な(色とりどりの)
お料理を想像しながら、
うつわを製作しています。












12月には東京に行けるかな~?






ぼくの車は「空の色」、愛媛のバスは・・・



半分しか開かない(それも前席だけ)窓。
真夏に運転すると、
『熱中症』くんが 助手席から話しかけてくるので要注意・笑

秋の風と共にやってくる2CVの季節、
ぼくの車は、「空の色」

先日、寄った愛媛の
バスは、

「みかん色」



フォルム(形)とテクスチャー(質感)

静かな空間の狭間に揺れる余白に
うつわの醸し出すフォルム(形)を写し出し、
そのテクスチャ(質感)を手から感じ取ってほしいと思います。



プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

P R