器とモンブラン


ケーキの王様「モンブラン」は、
フランス語で「白い山」の隠語を持ち、
アルプスの雪山・モンブランを表しています。


先日 会期を終えたばかりの「しろたえ」展。
展示会に併せた料理会で出された
モンブランの写真が、
料理の写真と共に届きました。
(撮影提供:オカズデザイン)

まるで絵でも描くように器に盛られたモンブラン。
(フォークまで一枚の絵の中に描かれているかのようですね)


遊び心をもって配置されるケーキと
器の余白が醸し出す出すハーモニーは、
料理人と器の作り手との
魂の触れ合いから生まれる形。

ケーキの脇役という立ち位置の器たちが、
「朝日の如く雪山(モンブラン)を照らし出してくれるはず!」と念じて
貸し出しましたが、
その役目をちゃんと受け止めてくれた
吉岡さん(オカズデザイン)の豊かな感性が見てとれます。


様々な白漆の表情に合わせた
オカズデザインの世界観が、
ひとつの器の中で
詩的に表現されています。




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