習作からリ・デザインした「スピンドルチェア」

PLUS 1 Living(100号)の
小さな記事からお問合せいただいた
スピンドルチェアは、
胡桃(くるみ)材で製作しています。


デザインの基(もと)にしたのは、
シェーカー様式のワークチェア。

スツールのように向きをかえて
腰掛けられる座面の形状等々、
先ずは、
オリジナルチェアを忠実に復元し、
18世紀末から19世紀にかけての
シェーカークラフツマンの誠実な手仕事から
ものづくりに対する先人の知恵を学びます。



そのうえで、
今の暮らしに寄り添うかたちを求め、
「リ・デザイン」していきます。

作業用に適したオリジナルの
背もたれの高さを
リビング用に「リ・サイズ」
        ↓

笠木のサイズも、
背中を包み込む巾に。


座面は、
靴を脱いで生活する
日本での暮らしに合った
40㎝に下げ、

座面の仕上げは、
真冬でも冷たさを感じにくい

かんな痕を残した仕上げに。
お尻もすべりにくくなり、一石二鳥?

※「作業用」に作られた
  オリジナルチェアは、
  汚れてもすぐ拭き取れるように、
  ツルっとした面になっています

  座面の仕上げ方ひとつとってみても、
  ちゃんとした意味が伝わってくるから、
  旧き良きものは手本になるんです!



シェーカー様式のテーブルと
併せて製作した事例

使い方の巾は、更に広がります。

※家具の注文は、現在 大変混みあっており、
 納期は順番待ちにてご迷惑をかけております。


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プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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