特別編集+α(家具への思い) 

「シェーカークラフツマンが譜面台を作るなら?」
   



   ぼくの答えた形
   































静かに響け、暮らしの片隅で・・・






家具 (お盆特別編集:その3)


お盆(3日間の)特別編集「家具:その3」
シェーカー様式から
オーダーメイドキッチンまで





















































































































家具 (お盆特別編集:その2)


お盆(3日間の)特別編集「家具:その2」










































































家具(お盆特別編集:その1)

家具の写真(ポジ)をデジタルに整理しました。
お盆休み期間中にでもご覧下さい。















デザインの才能がない木工は、
オーダーメイドという手法を隠れ蓑(みの)に
施主(オーダー主)のお力を拝借し、
デザイン力を補ってもらいながら製作しているので、
最初に思い描くスケッチや図面より
完成時の方がぐっと魅力を増すことばかり(情けないけど、しかたない・・・)















































フラットな場所に立ち返り、いつかの空を見上げていたい



「12月の個展に向けて、作って欲しいうつわがあります」
と書かれたのメールが入った数日後、
手書きのメッセージと共に届いたのは、
もう10年くらい?前に作った作品(白漆の深皿)でした。







毎日のように使われ、
暮らしの中で「育てられたうつわ」は、
出来たてほやほやの頃より
はるかに美しく、
しっかり使い込まれた白漆の表情からは
料理の脇役として活躍してきた時間まで感じとれます。




夢中で彫り続けた鑿(のみ)痕が
刻々とその表情を変えてゆく。

光の射す窓辺に置けば、

白く輝く
雪山のように見えたり、


夕暮れ時には、

たそがれていく里山の光景を思い起こしたり・・・



作った(10才若い)頃の刷毛の勢いは
失っているかもしれないけれど、
あの頃と同じ場所に立ち返り、
今の自分の全霊をこめて
同じお皿に対峙してみるつもりです。

いつでも、フラットな場所に立ち返り、
その時々の自分の力量を試せるのも
同じものを作り続ける工芸ならではの醍醐味なのかもしれませんね。




プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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