これまでも 「器使いのお試し会」と名づけた(こじつけた?)食事会を
工房で開いてきましたが、
大抵は大皿料理がメインの食事会になります。
そんな料理会で大活躍するのが、
大皿から小皿に取り分けるためのサラダサーバー。
これまでも何度かサラダサーバーを試作して使ってきましたが、
フォークの形がなかなか定まらずにいました。
フォークとしての用途にとらわれ過ぎて、
「大きなフォーク」というデザインの不格好さが
受け入れられなかったのかもしれません。
そこで、フォークという観念を捨てて
サラダを挟み込む道具として考えてみたら、
(あら 不思議)
すんなりサラダサーバー用のフォークの図面が書けました。
早速、型を取って試作してみました。
これまでの食事会でも、
知らぬ間にスプーンが大皿の中に入りこんで、
柄の部分にまで料理が付いて
使えなくなったことが度々あったので。
柄のデザインを工夫して
サラダサーバーがお皿の中に入ってこないように仕立てています。
そのデザインが功を奏して?
収納方法だって、いろいろ。
どこにでも簡単に引掛けられます。
ホオノキで試作しましたが、
次に何の木を使って仕上げるかは、思案中です。