今日、岐阜(本田)に作品を配送しました。
6~70点のお盆と膳を梱包しましたが、
工房で使ってきた「漆の練り台」と
古道具市で買い求め、
参考品(資料)として修繕し、ストックしていた
「朱膳」を特別出品します。
時間を刻んだ骨董の器物(酒器や茶器)を受けとめるには、
同じように時間を刻んできた骨董の盆や膳がマッチするのでしょうが、
あえて現代の物を使うことで、
過去と現在を結び、
今から始まる暮らしの物語を刻んでもらいたいとも願います。
普通のお盆や膳では、
骨董品の持つパワーを受けとめる力がないと思ったので、
木の持つエネルギー(杢)を利用したり、
手仕事のテクスチャー(質感)から
「朱膳」に匹敵するエネルギーを注ぎこんでみたり・・・
「山本美文展」
2020.6.27(土)~7.12(日) ※(木)・(金)休み
12:00-18:00
(在廊日)7.4(土) 岐阜市「本田」