窓辺の余韻 / 木太聡トイピアノ

アサノハ(岡山市)での「窓辺の余韻」山本美文展は、
木太聡さんのトイピアノの音色とともに幕を閉じました。

期間中に足を運んで下さった来場者の皆様方に
心より感謝致します。ありがとうございました。


              トイピアノを演奏する木太聡さん   

                 【1部の曲目】
                  空虚一粒
                  レーレハット
                  冷たい盗人
                  顔
                  都会
                  ガレッタ
                  マーチ・マーチ
                  明日の糧

 


    
    1部(前半の曲目)を終え休憩タイム

       
    キッチンスタジオでの演奏会ならではの
    手作りのおやつ(スコーンorココアのカップケーキ)付!
    もちろん、器は白漆皿。



     【2部の曲目】
      フラウ
      青いコラール
      ハイドンの鳥
      回転木馬
      貴方の嫌いな春に
      法学者の物差し
      寓話
     
      余白のための昔話として

     


     
     演奏会終了後のCD販売は、キッチンの台を机がわりに。
     (キッチンでのサイン会は初めてだったかも?)

     
     演奏会終了後のフロアステージでは、
     ピアノを習い始めたばかりの
     小さな演奏者(来場者)が
     トイピアノを弾かせてもらうシーンも。
     プチ・クロージングイベント?(笑)








     
















フランス料理と白漆の器

日常使いしている白漆の器に、
市内のレストラン「クロワサンス」のオーナーシェフが
フランス料理を盛り付けるというデモンストレーション。

料理教室も兼ねておこなわれたので、
レシピを熱心に聞く参加者たち。




一品目は、
「牡蠣のカダイフ包み焼き」カリフラワーと焦がしバターソース

料理と白漆の器のバランスが絶妙でした。
広島~岡山の海は、これからが牡蠣の水揚げ本番。

オリーブ・アンチョビ・ケッパーを漬け込んだオリーブオイルで
マリネされた牡蠣は、カダイフの包み焼きで
そのお姿さえ変身させられていたのでした(笑)。

(いきなりの大好物からのスタートでテンションUP⤴)


続いて調理されたのは、
「地鶏もも肉のスパイス焼き」ジャガイモとキャベツのソース

シェフの手さばきに、
思わず ため息がもれちゃう。

肉の表面をカリカリに焼くコツを教わる⤴
でも本当にむずかしいのは、
中の焼き加減だそうです⤵(余熱を上手に利用されていました)








【白漆の器にフランス料理】


器の形状を見て、
瞬時に盛り付けられる様子は、
まるで、アドリブを楽しんでいるかのよう!



同じ丸皿でも、
余白をつくれば、全く違った印象に。




デザートは、シェフの奥様が担当。


この季節にピッタリの
「パートフィロのマロンパイ&キャラメルマスカルポーネのアイス」

緑と赤の葉(レッドオゼイユ)をのせた瞬間、
クリスマス(冬)の景色を思い描いたのは
僕だけだったのでしょうか?















料理教室と器づかい

「白漆 / 窓辺の余韻」山本美文展2日目。

2階のキッチンスタジオ「kivilabo open kitchen」では、
今日も白漆の器を使った料理教室が開催されていました。


器を作るようになってから
様々な場面で料理研究家の先生方とお話する機会が増え、
今回のように直接現場(料理教室)に出掛けることも。

当初は喋ることさえできず、料理ばっかりを見つめていたような記憶が・・・
               (だって、女性ばっかりなんだもん!)
そもそも、
人前で喋ることが苦手だったから
手に職をつけたようなもの。

ただ悲しいかな、
ついつい 美味しいものにつられちゃう⤵



器づかいも勉強させてもらいながら
前菜4品からパスタ~デザートまで完食。

ごちそうさま! (うつわさまさま!)




「器は、料理の脇役」
料理をひきたてる役を得た時点で
作り手としての願いは完結されます。
どんなに作る工程が厄介で
辛抱を強いられたとしても、
料理を囲む人たちの笑顔さえあれば、
苦労を悦びに変えることができます。




3時のおやつは、カヌレ(岡山にも専門店がopenしたようで!)
新作の「白漆の敷板」との相性も良くて、
仲間うちで撮影会が始まるほど!!

ん?・・・今日は何しに会場まで出向いたんだっけ??
お昼からずっと食べていたような気がする・・・
やばい!!!












アサノハでの作品展初日


昨日までの雨もあがって、
秋空の下、アサノハでの作品展が始まりました。

場所は岡山市の郊外、
車で来るにはナビにたよるしかありませんが・・・、
「迷いに迷いました~!」
と無事にたどりつけたことで 
既に達成感をいだかれていた方も(笑)

(児島湾大橋方面から来られる場合は、
 ホームセンター「コメリ」を越えてすぐの
 ランドリーの小さな看板を左折して下さい。
 ナビには、番地もお忘れなく! 岡山市南区郡(こおり)712)


キッチンスタジオを兼ねたご自宅の
ギャラリースペースに並べられた白漆の器
















         あれ?
         朱のそばちょこが交じってる!


        白漆のカトラリーも初参加











訪ねて下さった方々と喋っていたら
あっという間に時間が過ぎ、
外に出ると2階のキッチンスタジオと
1階ギャラリースペースがあかりに照らし出されていました。






「白漆 / 窓辺の余韻」

【個展のお知らせ】

「白漆 / 窓辺の余韻」 山本美文展
2015.11.19(木)~29(日)
11:00-17:00(最終日は15:00まで)

(場所)アサノハ  岡山市南区郡712  1F
(お問い合せ)086-267-2010



深まりゆく秋、いかがお過ごしでしょうか。
この度、料理研究家のいわいまやこさんからお声掛けいただき、
ご自宅の調理スタジオを使っての
料理教室&スペシャルレッスン(食事会)と
山本美文展を同時開催するはこびになりました。

彼女と初めてお会いしたとき、
「山本さんの器から伝わる白のグラデーションは、まるで絵画の世界観」
と言われ戸惑いました。
(これまで誰にも話したことのない白漆への思いを言い当てられたから)

20代の頃 僕が木工を志したきっかけは、
ひとりの画家との出会いからでした。
県北のアトリエで絵を描く合間に
小鳥の木彫を愉しんでいた画家の姿に憧れて始めたようなもの。
以来、先生が亡くなるまでの約30年間、
画家に教えを請いながら、創作の姿勢を学んできました。

彼女(いわいまやこさん)は、一瞬にしてそのニュアンスを見抜いていたわけです。

11月6日(金)~12日(木)の
「ファーマーズテーブル」東京展が終わって直ぐの日程だったため、
アサノハでの作品展の開催に不安もありましたが、
初日のトレイラーコーヒーに始まり、いわいさんの料理教室と
市内のフレンチレストラン「クロワサンス」のシェフによる食事会、
そして、最終日の木太聡トイピアノ・リサイタルが
僕の個展を助けてくれます。どうぞ、お出かけ下さい。

  ※初日(19日)・20日・24日・29日は、
   終日会場に出向く予定です。(下記のイベントも楽しみ!)

【19日】:トレイラーコーヒーが、美味しい珈琲を淹れて迎えてくれます。

【19日・20日・22日・23日】:kivi-labo open kitchenでは、
 白漆の器を使った料理教室を行います。
(11:00-13:00)
 ※デモンストレーションによる4~5品のお食事   ¥4000(予約制)


【24日】:市内のレストラン「クロワサンス」シェフをお迎えし、
 白漆の器を使った料理の盛り付けを教えていただきます。
(11:00-13:00)
 ※全4皿(デモンストレーション2品)のお食事  ¥4000(予約制)



【29日】:木太聡・トイピアノ・リサイタル(closing event)
(15:00open~15:30start)        ¥2500(予約制)



いずれも、kivilabo@yahoo.co.jpまでお問い合わせお申し込みください。







プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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