フィールドオブクラフト倉敷

倉敷(フェリシテ)での四人展を抜け出して、
「第11回フィールドオブクラフト倉敷」の会場へ。
(人、ひと、人+ワンちゃん)

クラフトフェアを続けることで、
倉敷にも人(クラフト)の輪が広がってきた様子。
もともと民芸の根付いている土地柄ゆえ、
手工芸には寛容な倉敷。
僕の知る限り、
倉敷で早くからクラフト普及に尽力してくださっていた
日本郷土玩具館の大賀紀美子さんが、
「フィールドオブクラフト倉敷」以前に
倉敷の街並みを会場にした全国規模の
クラフトイベント(フェア)を開催されたともお聞きしています。

クラフトを育ててきてくれた地域の方々の思いを継いで、
立ち上げられた「フィールドオブクラフト倉敷」は、
本年度よりメンバー(実行委員)が一新され、
今後の舵取りが注目されます。
舵取りとは言っても、
「倉敷らしい」と評価されることが一番の褒め言葉。 
 その評価さえ失わなければ、舵取りは良好なはず。


近年、「クラフトフェア」が「クラフト見本市」に変貌した
という厳しい意見もちょくちょく耳にするようになりました。
そもそも、
作り手と使い手が共に刺激しあいながら
現代の暮らしの在り方を考えられる場所として愛されてきたクラフトフェア。
気持ちいい空気を吸いながら、
作り手は使い手に教えられ、
使い手は、作り手の手を育てるための提案ができる場所として
小さな社会性(ムーブメント)を担ってきた場所。

「売り手市場」などといった現代社会の縮図にのみ込まれ、
会場の空気が「見本市」に映るようであれば、
出店作家の姿勢そのものが問い直されるべきだと思ってしまうのです。
いつの時代も、
使い勝手を具現化していく作り手のもつ温かな眼差しが、
会場に柔らかな空気を呼び込んでくれるのでしょうから。





岡澤悦子・棚橋祐介・宮下香代・山本美文 四人展搬入(終了しました)


明日(5月20日)から始まる
フェリシテ(倉敷)での
四人展の搬入(飾付け)が終わり、
いよいよ初日を迎えます。
           ドキドキ

     【craft 四重奏】
2016.5.20日(金)-29日(日)  ※23日(月)24日(火)は定休日
  10:30~17:00         [場所]フェリシテ(倉敷市本町10-6)
                        086(423)5277
出品作家
     岡澤悦子(陶)長野県
     棚橋祐介(陶)岐阜県
     宮下香代(紙造形)愛知県
     山本美文(木と漆)岡山県






異素材が
それぞれの作品をひきたててくれ、

窓から差す瀬戸内の陽光が、

光と影のコントラストを
演出してくれます。








棚橋さんの作品は10点ほど、

岡澤さんは5~6点ゆえに、
初日に完売しちゃいそう!(お早めに)



僕は、白漆のうつわを中心に



オリーブの木を象嵌した
アクセサリーも出品







そして、
空間を彩る宮下さんのモビールが

四人の物語を紡ぎながら、
会場に響く手仕事の音色を
感じさせてくれるのでした。

※20日(金)・21日(土)・22日(日)  山本美文(在廊予定)

21日(土)・22日(日)は、近くの芸文館前広場で
「フィールドオブクラフト倉敷」が開催されています。





飾らない美しさ

「飾らない美しさ」という言葉の響きが
好きになったのは いつの頃からだろう?

飾らない人柄の
気さくな仲間たちに囲まれ、
手をとりあいながら歩みたい!
と願うようになったのも、
同じ頃からだったのかも。



       手で作るもの(クラフト)は、
       作り手の生き方に伴いその形を変えていくもの。
       ゆえに、僕の手は
       飾り気のない器へと導かれてゆく。
       
 

巷(ちまた)を見渡せば、
ファッションにしろインテリアにしろ
情報ソースの基本コンセプトは、
いつだって「飾ること」

取り残されているのは僕の方に
違いないのだけれど、
世の中には僕と同じように
「飾らないこと」を信条にしている人もいるはず!

「ドレスアップ」よりも、
「ドレスダウン」に寄ってしまう人



飾り気がない仕事場で、
道具があるべきところにありさえすれば、
それが一番美しい姿だと思ってしまう人


無造作に使われている
生活具が何より好きだったりする人


普段着が似合うふるぼけた車が
好みなんだけれど、
走らないうえ、入退院を繰り返すから、
「こまっちゃう」が口癖になってしまっている人

そんな悩みをお持ちの方が、
僕の器を見て、美しさを見いだしてくれる人です(きっと!)

       【craft 四重奏】
2016.5.20(金)-29(日)  ※23(月)・24(火)は定休日
10:30~17:00         場所:フェリシテ(倉敷市本町10-6)
                       086(423)5277
出品作家   岡澤悦子(陶)長野県
       棚橋祐介(陶)岐阜県
       宮下香代(紙造形)愛知県
       山本美文(木と漆)岡山県
       

※21(土)・22(日)は、倉敷芸文館前広場で「フィールドオブクラフト倉敷」も。(そちらには出店しておりません)
 
 合間をみて(フェリシテのお許しがでれば・笑)、会場には寄ってみたいな!




5月の牛窓便り

5月の薫風、
牛窓オリーブ園から眺める瀬戸内海は青く染まり、

右奥の小豆島や前島が近く感じられます。
海からの爽やかな風が通り始めるのも、
この季節から。




(株)日本オリーブの商標にも
 なっている通称「赤屋根」から
 眺めるオリーブの丘。

「赤屋根」の改修工事に伴う
 監修(空間利用法)を頼まれ、
 オリーブ園スタッフと力を合わせ、
 リノベーションを進めることに。
 隅々まで手をかけられて造られた佇まいを壊さぬよう
 新たな息吹を注ぎ、 
 甦らせたいものです。


      


    
         


「しろ」

「しろ」といっても、
今回は漆(白漆)から離れて、絵本のご紹介。
イラストレーターの平澤まりこさんから届いた一冊の絵本、
タイトルは、「しろ」。

読み続けるに従って、
鏡に向き合っている時のように
自分の瞳が曇っていないか問い正したくなってしまう・・・

流されるにしても、
流されずにいたいと思うにしても、
真っ直ぐ歩みたいと願う心だけは、
瞳に表れるもの。

あっ、

平澤さんのイラスト入りだ!






美術や音楽のように
直接 人の心を動かすことは難しい分野(クラフト)なのかもしれないけれど、
手仕事の奏でる音色は、
時に
思いがけないハーモニーを生むことだって
あると信じて四人が力を合わせます。


             【四重奏】
  2016.5.20(金)~29(日) ※23(月)・24(火)休み
  10:30~17:00       [場所]フェリシテ(倉敷市本町10-6)

  岡澤悦子(陶磁)長野県
  棚橋祐介(陶磁)岐阜県
  宮下香代(紙造形)愛知県
  山本美文(木と漆)岡山県 ⇨20・21・22日在廊


       






プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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