田舎の駐車場

近くのスーパーの駐車場で、
隣に大型のキャリアカーが入ってきました。

荷台を見上げると、
素敵な青いフィアットの後姿!

「この辺りの田舎道を走っても似合いそう!」


次に寄った二軒隣のコンビニの駐車場で
隣の荷台を見上げると、


モ~~~、
「この辺りの田舎道を走ってたら似合い過ぎ~~~!」

2021年、幸先良好!




役どころ

クルミのスピンドルチェアを追加納品するために伺った
お客様のお家での夕食に誘われ、
奥様の美味しい料理(ご馳走)をいただきました。

作り手冥利に尽きます。

丁寧に使って下さってる食卓や椅子が、
家族の時間を刻みながら、
お子様の成長と共に育っていくことを祈るばかり。



器使いの名人(奥様)に、
ついつい作家名まで尋ねてしまう・・・
(悪い癖・・・職業病として許して下さい)


                幸せなひと時


あっ、見慣れたカッティングボード!
お皿も兼ねて使われていました。
(サイズ感は、いかがですか?)




レシピは、料理本を参考にすることが多いそうです。
お好きな料理本の中に、
ジョイントしたことのある料理研究家のお名前も!



どんな料理を盛っても、
俄然 主役を引き立てる器たち

木工の仕事においても、
目立たないところで際立つ役どころを身につけたいと思いました。

ご馳走さま。
器の役どころについて勉強させてもらいました。








阿吽(あうん)の呼吸

今年の正月は密を避け、
工房から歩いて行ける宮山に参拝しました。

狛犬好きの僕は、いつものように、
なかなか社までたどり着けません・・・
岡山では、
備前焼の狛犬を見かけたりもするのですが、
近所の宮山に在る狛犬は、3対の石彫。

「狛犬の言われ」については諸説有るようですが、
オリエンタルの「ライオン」が中国で「獅子」となり、
この国で「狛犬」になったとも聞いたことがあります。
(日本に古くから伝わる「以心伝心」という言葉を
「阿吽の呼吸」で表現するには、狛犬の方が合っていたのかな?)

表情は、それぞれ

「あ」というより
「あー!」って大きな鳴き声が聞こえてきそう

「う~~~ん、そんなに大きな声で言われても~~~」









「あ~~~っ⤴」
小心者の木工は、
「何かご迷惑かけましたっけ?」といつもの独り言・笑

「う~~~~ん」時には、狛犬君だって考え込んじゃう。










「俺を何様だと思ってんだ、あ~?」

「 何でシーザーが岡山に?。うんうん」


「阿吽」の息もそれぞれ。
ところで、
狛犬って向かって右が「獅子」、
左が「狛犬」って知ってましたか?
(僕には、同じ狛犬にしか見えなくて・・・)



サンタと肩を並べたおとうさん

プレゼントはサンタクロース、
おとうさんは、
「巣ごもりX'mas」食卓のプレゼンテーターに。

パフォーマンスできる「男の料理」にもってこいの料理として
スタイリストの知人から勧められた、
「豚肉の塩釜焼き」


僕にでもできるのだから、
誰も失敗することなくできるはず。



1.  豚肉の肩ロースや豚バラブロックに黒コショウ。

2.  耐熱鍋に、500㌘に卵白1ヶ分の割合で交ぜたお塩を敷き、
     豚肉にハーブ(ローズマリーやタイムが無ければ、
     カレー用のローリエでも)を巻き付け、
     残りのお塩でお肉全体を覆い塩釜に。

3.  蓋が無ければアルミホイールをかぶせて、
    220~230℃のオーブンで約30分。



表面にうっすらと焦げ目がついたら、
竹串をさして蒸し具合を確かめて下さい。

これで、完成ですが、
次の工程は、
必ずご家族の目の前で!!!

サクサク、

(奥様、子供さんからの)歓声~~~

あとは、取り出したお肉を切って、



お皿に盛りつけるだけ。



程良い塩味が効いているので、
小さなお子様まで喜んでくれます。(お墨付き)


おとうさん おとうさん、
食後のお片付けも忘れないでくださいね!






器とモンブラン


ケーキの王様「モンブラン」は、
フランス語で「白い山」の隠語を持ち、
アルプスの雪山・モンブランを表しています。


先日 会期を終えたばかりの「しろたえ」展。
展示会に併せた料理会で出された
モンブランの写真が、
料理の写真と共に届きました。
(撮影提供:オカズデザイン)

まるで絵でも描くように器に盛られたモンブラン。
(フォークまで一枚の絵の中に描かれているかのようですね)


遊び心をもって配置されるケーキと
器の余白が醸し出す出すハーモニーは、
料理人と器の作り手との
魂の触れ合いから生まれる形。

ケーキの脇役という立ち位置の器たちが、
「朝日の如く雪山(モンブラン)を照らし出してくれるはず!」と念じて
貸し出しましたが、
その役目をちゃんと受け止めてくれた
吉岡さん(オカズデザイン)の豊かな感性が見てとれます。


様々な白漆の表情に合わせた
オカズデザインの世界観が、
ひとつの器の中で
詩的に表現されています。




プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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