耕す土の匂い、鮮やかな雨上がり


エンドウが暖かな春の雨を受け、
宙に舞う巻きひげが支柱を探っています。

鍬(くわ)で畑を耕していると、
ヤマガラとヒヨドリが
起こした土をつつきながら畝をついてきます。

くちばしの付け根がまだ黄色いヒヨドリは、
親鳥のようにヤマガラを威すこともなく、
近づく隣人(木工)をちらっと見あげます。

                                  ブロッコリーの苗、


                                    カリフラワー、


                                  トマトの苗を植え、

葉野菜の

                                       レタスに

                                          セロリも。


土が硬くならないように木屑も土に混ぜちゃえ!
「木工房畑」と呼ぶに相応しい畑の装い?



畑仕事の合間に

                                     庭木を摘み、


                                   お茶で一服。





2020年作品展、年間スケジュール

4.3(金)~6(月)
「山本美文の菓子皿とムラヨシマサユキの餡」

            (場所)IN MY BASKET〈玉川田園調布:東京〉









「第4回牛窓クラフト散歩」【延期することになりました】


延期期日が決まり次第お知らせいたします。








~5/24日まで
「瀬戸内の風」 牛窓:御茶屋跡オンライン


平澤まりこさんとのコラボ作品も出品しています。


※御茶屋跡hpオンライン(作家一覧)より「山本美文」
「平澤まりこ」をクリックしてご覧ください。









6月⇒延期(日程調整中)
「ワインの会&白漆のうつわ受注会」

(場所)viorto!
〈岡山:料理教室移転に伴う祝祭イベント〉









6月27日~7月12日  ※(木)(金)休み
個展「山本美文展」     (場所)岐阜市「本田」
        (在廊日)7 / 4


盆と敷き膳をメインテーマに、
本田さんの選んだ骨董(器物)と併せて展示致します。

「本田」10周年に向けてのパンセをも
一冊にまとめて下さいます。
     










9.5(土)~20(日)
徳利の「はかま」展(仮題)
(場所)福光屋〈丸の内店・東京〉











12月11日~15日まで
画家・早川桃代+木工・山本美文 二人展
「しろたえ」
(場所)オカズデザイン・カモシカ〈東京〉





























山本美文+ムラヨシマサユキ 展 IN MY BASKET

「山本美文の菓子皿とムラヨシマサユキの餡」
2020.4.3(金)~6(月)

                                                      栗の木のコンポティエ

11:00ー19:00
(場所)IN MY BASKET 
              東京都世田谷区玉川田園調布2-7-18セトル田園調布1F




菓子皿の他、



デザートボウル、



白漆のカトラリーも準備しています。


※併せてムラヨシマサユキさんのジャム鍋の受注販売も。



斑(むら)の奥行き

20代に出会い、その後30数年慕っていた
(今は亡き)画家の先生の口癖、

「山本君、瓦屋根をよく見てごらん。焼き斑(むら)のある昔の瓦は、
   遠くから望むとグレーが美しい。それに比べて、
   最近の瓦の色は、そろってはいるけれど薄っぺらなグレーにしか映らない」

「李朝時代の白い壺からは、絵画のようなマチエールや余白を感じとれる」

先生から受けた言葉の真の意味を知りたくて、
ぼくは、今も手仕事を続けています。




「手のもつ力を信じて歩みなさい」
とも教わりました。

















うつわを並べる時は、
きっちり並べるより、

こんな感じで積み重ねて見る・・・

「アンバランスなバランス」
それは、
スキーで学んだ、
究極の美しさ。










「そら豆くん」に恋して

工房裏手の畑に植えたそら豆の葉が、
春の陽射しを浴びて空を向き始めました。


信州に暮らしていた頃は、
雪解けの大地に顔をのぞかすフキノトウを摘み、
フライパンで炒めた「フキ味噌」を
あったかいご飯にのせて食べるのが春一番の味でした。

岡山に帰ってからは、
畑で育てた「春野菜のパスタ」が春の味に。
中でもオリーブオイルをたっぷりかけた
「そら豆とキャベツのパスタ」は、
もう好物すぎて、
恋しちゃってる域に・笑

そら豆の収穫期が過ぎちゃう頃、
その切なさから
そら豆君を削り出す木工がいるそうです。



「そら豆のマグネット」

後楽園(岡山市)から歩いてすぐの
岡アートギャラリーで開催される
「里山クラフト展」3.18(水)~23(月)
にも、
その木工は、
オリーブの木の「そら豆マグネット」を出品してるようです。

プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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