工房IKUKO(倉敷)2種の白漆皿

倉敷市の工房IKUKOに、

直径150㍉の白漆取り皿(定番)と

IKUKOからリクエストされた
直径210㍉の白漆皿(新作)を納めてきました。

例によって、


塗り方様々。

お手に取って、
自分の好きな色目の「白」を選び出して下さい。

18日からは、
岡山市の岡アートギャラリーでのグループ展(里山クラフト展)に

牛窓産オリーブの枝から削り出したスプーン&フォークを
出品します。

気持ちひとつ

車で「煽る」ことを
あんなに批判していたTVコメンテーターが、
得体の知れないウイルス(病)を怖れてか?
自身の不安まで口走ってしまえば、
世情を「煽ってしまう」・・・



                                            ↓



手洗やうがいなどの予防に注意をはらい、
もし、病気になったら医者にかかる。
それ以外にぼくたちは何ができるのだろう・・・
たとえ、
この命が断たれたとしても、
それも自分の運命ゆえ、
右往左往せず、
日々の暮らしをたんたんと生きていたい。

社会情勢をよそに、
季節は確実に時を受け入れ、
まもなく桜の時季を迎える。


写真の月めくり式カレンダーは、
3月&4月のカードの欠品商品として
古道具店の安売りコーナーに並べられていたもの。
3月に入ると、
5月の月カードになるカレンダーを見かねた(当時小学生の)娘が、
ある日、英語の辞書片手に手書きした
3&4月のカードをカレンダーに差してくれた。

手書きの文字(カード)には、
当初 、違和感を感じていたものの、
流れる月日が僕の眼と心を養い?、
今では2月のカレンダーをめくることが待ち遠しく思えたりするのだから不思議なもの。

心の持ちようひとつで、ものの見方や感じ方まで変わってしまう例なのでしょうか?

「桜まつり」は中止されても、移ろう季節は時間と共に過ぎてゆく・・・
祭りごともいいけれど、
遠くから眺める山間の桜に想いを馳せたり、
近くの桜並木を歩くだけでも気持ちいいはず。

2020年は、ぼくたち一人一人の
「心の持ちよう」が問われる年になるのかもしれません。









3月~4月のスケジュール

生木を削る木工を「グリーンウッド」と呼ぶのだそうです。

久しぶりに、
牛窓オリーブ園で2月に剪定されるオリーブの枝から
スプーン&フォーク(大・中・小)を各5本削って参加します。(売り切れ次第終了)

【里山クラフト展】ecological local crafts  グループ展
2020.3.18(水)ー23(月)
11:00-18:00 ※最終日は16:00まで

オリーブの木の「そら豆マグネット」も出品します。


※初日(18日)在廊予定です。

(主催)岡山大学大学院教育学研究科(工芸)山本研究室
(場所)岡アートギャラリー:岡山市中区浜2丁目2-38





【山本美文の菓子皿とムラヨシマサユキさんの餡】展

       2020.4.3(金)-7日(火)
      11:00-19:00
(場所)IN  MY  BASKET:東京都世田谷区玉川田園調布2-7-18セトル田園調布1F

3月開催予定だった展を、
4/3(金)‐7日(火)に延期開催することに決まりました。
4/5(日)は、ムラヨシさんによる小豆を炊くワークショップ
                       (残念ながら、すでに満席だそうです)

ぼくは、白漆の菓子皿と

栗の木のコンポティエ(1点のみ)の他、
白漆のケーキ皿等々出品します。





2020.4.25(土)・26(日)【延期になります】
【第4回牛窓クラフト散歩】






春の装い


工房周辺も春の装い










工房の窓から見えるサクランボの花に
連日小鳥がやってきます。

今日も、小さな双眼鏡片手に
花から花を飛び交うメジロを観察。
写真の中のメジロを探してみて下さい。(タップして
大きな画面にすれば、くちばしまで見えてくる筈)


こんなお天気の日は、
お花見でもしながら

乾杯(ハミング)したいな  ♪

















久々の登場(オリーブのフォーク&スプーン)

「里山クラフト展」
2020.3.18(水)~23(月)
11:00ー18:00 ※最終日は16:00まで

(出展者)葛原英興(木工)・野間清仁(木工)・山本美文(木工)
                  迎山直樹(家具)・高月国光(郷原漆器)・渋谷太郎(森の幼稚園)
                  久津輪雅(岐阜県立森林アカデミー)・山本和史(岡山大学)

(場所)岡アートギャラリー :岡山市中区浜2丁目2-38
               http://oka-artgallery.com (086)206-5005

(主催)岡山大学大学院教育学研究科(工芸)山本研究室

岡山大学  工芸(木工)専任教授の
山本和史(カズフミ)先生とはもう30年来のお付き合い。
お名前から、
木工兄弟か?とよく勘違いされる・笑

彼はここ数年、
生木を削る「グリーンウッド」と呼ばれる
木工の研究に取り組まれているようで、
岐阜県立森林アカデミーの久津輪先生ともつながりがあるようです。

なぜか?この度、「グリーンウッド」をテーマにした展覧会への出展依頼が
僕のところに。

「生木を削る木工なんて僕には参加する資格がないでしょう」
と応えると、
「以前、牛窓オリーブ園のオリーブの枝からカトラリーを削られてたでしょう!!!
   あれはグリーンウッドです」
との返答。

「でも今は材料を変えて、良く乾燥させた山桜を削ってますから~~」
と断りかけると、
「一本でもいいからオリーブを削って、参加してほしいです」
と詰め寄られたのでした。

軽トラでオリーブ園に枝を集めに行くところから、
曲がりくねった枝の割れや節を除きながら工房で製材し、
スプーンを削るまでの
あまりの生産性の悪さに、
作れば作るだけ赤字(レッド)に変色する僕のグリーンウッド・・・

でも、先生からの誘いは断りにくい・・・
信州から岡山に工房移転するにあたって、
納屋(工房)の改築で仕事のできない僕に
大学の木工施設を開放してもらった恩もあるし・・・

よっしゃ、赤字に沈む木工の逆立ち(真の姿)を見せてやる~~~



※スプーン&フォーク(大)(中)(小)を各5本
    削っていきます!

赤字解消(グリーンウッド)にご協力ください! <売り切れ次第終了>
   
    初日(3/18)在廊予定。

プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

P R