農業と工芸

お子様連れの友人を
「サクランボ狩り」に誘える時期になりましたが、
今年は控えることに。


例年ならば、
「百個でも二百個でも食べて」って伝えると、
「キャー」とか「イェ~」とか、
子供たちの歓声が響き、
「もう無理~~~」と飽きられるまでサクランボ三昧してもらえるのですが、
今年は、「ギィーギィー」ってヒヨドリに叱られながら、
鳥に向かって
「うちのサクランボなんですけど~」と語りかける毎日です。



工房裏手の畑には、

                                          オクラ

                                    ズッキーニ

                                   ツルムラサキ

                                         サトイモ

                                          ゴーヤ

                           バジルを植え付けました。


作業の工程で手を抜くと、
思い描いた仕上がりが望めない工芸と
農業は似通ったところがあって、
「辛抱強さ」を身につけることが何より大切になります。

自然の産物には同じものがないので、
失敗の積み重ねが経験となり、
日々の困難に柔軟に対処できるようになれば、
「一人前」と呼ばれるようになります。
職人の世界で使われる「一人前」と称される呼び名は、
「親方に見られなくても、辛抱できる心が育つ」ことだと思います。
これまで憧れた工芸家や感心させられる農家の姿勢が、
とても似通っている気がする所以です。


畑のトマトはまだ実をつけていませんが、
先日、農家の方からトマトを頂いたので、

畑の野菜と和え、
サラダにしました。


サラダを引き立てる洗練さと大地に根差す力強さを
併せ持つようなサラダボウルを作れるような軸を
身体に植え付けるために、土を耕しています・笑
工芸でも、体幹を鍛えることが大切なのかもしれませんね。





ポストカード 5枚組 (平澤まりこ × 山本美文)

而今禾(東京)での「シェーカースタイル」展で
平澤まりこさんに描いてもらった
「シェーカー教徒の暮らし」の原画から
ポストカード(5枚組)を印刷しました。






                                                                            (5枚組)

~5/24日まで開催中の「瀬戸内の風」(牛窓:御茶屋跡オンライン上)
にて販売中 
※緊急事態宣言の延長に伴い、御茶屋跡(実店舗)は5月末まで閉まってます。




オンライン上で同時出品の
「平澤まりこ × 山本美文」シェーカー様式オーバルケース


オーバルボックス(中)にぴったり収まるサイズの
ポストカードに仕立てています。
※御茶屋跡hp(オンライン)の作家一覧から
「山本美文」「平澤まりこ」をクリックしてみてさい。



















「青虫と草むしりの日々」

蕨(わらび)、ノビル、タラの芽

子供の頃 駆け巡った裏山で、
山菜の採れる場所なら
(エッヘン)熟知しております。

筍掘りに出ても、(オッホン)
筍だけでは済ませません!

(素人)菜園も野菜の収穫期に。

ジャズのスタンダードナンバーは、「酒と薔薇の日々」
ぼくの日課は、「青虫と草むしりの日々」


 
今日は、畑と山からの恵みの簡素な昼食に。



連休中は、ネガティブな情報を一切遮断して
果樹園を整備しました。

フェイジョワ、枇杷(びわ)、レモン、梅、栗、柿を育てています。

不安がってもしょうがないコロナ対策として
ぼくができることといえば、
最低限の食べ物を収穫することにあり(笑)

個展等々が延期されても、
心さえ温めておけば、
次のステージ(新たな希望)がやってくると信じながら汗を流しています。











応募先は、「パパ、ママからのラブレター」係(締切りました)

緊急事態宣言より一足先に
貧乏事態宣言を発令していた木工は、
朝の筍掘りと蕨狩りを終え、
畑仕事に汗を流しています。

いかに貧乏しようとも、
心だけは貧しくならぬよう、
手仕事を続けていくつもりです。



昨日は、スープスプーンを削っていたら、
手の中のスプーンに


ハートの木目が姿を現しました。


これまで何(千?)本ものスプーンを削ってきましたが、
こんなことって初めてかも?

実物は、写真よりはっきりくっきり
ポツンと浮きあがって見えるハート印

このスプーンを商品として出すには忍びないし、
自分で使うのも似つかわしくない。
そうだ!
「誰か似合う人へのプレゼントにしちゃおう!」
と勝手に決めたのでした。

ちょうど、新型コロナウィルスの感染を
怖がっている妊婦さんの話題を聞いたばかり。
不安な毎日に苛まれる妊婦さんに、
「ラブレター」を書く時間を提案してみよう!
これから生まれてくるお子様に「ラブレター」を綴り、
ちょっとした幸せを心に寄せながら
ご家庭でのひとときを過ごしてもらうために。


応募いただいた「ラブレター」の中から一名様に
下(写真)の
「ホオノキのスープスプーン」をプレゼントします。



                                 【 応募方法 】     

   通常の郵便はがきの裏面に『手書きのラブレター』を綴って、
   工房宛に送ってください。
   
   ◎あて先    「パパ、ママからのラブレター」係 
       送り先      〒704-8135  岡山市東区東幸西836      山本美文アトリエ・宛

   ◎締切日       2020.5.6(水)       ※5/7消印有効

   ◎応募資格    妊娠中のママ (パパとママからの「ラブレター」でも大丈夫です)

   ◎条件            ご本人の 手書きの文字(日本語)であること。
                          これから生まれてくる赤ちゃんに向けての「ラブレター」。
                       ※ハガキ裏面に収まる文字数でお願いします。

   ◎ハガキの裏面に、ご本人の住所・氏名・電話番号(あれば、メールアドレスも)を
      「ラブレター」と併せて、忘れずご記入ください。


※当選は、商品の発送をもって代えさせてもらいます。
    応募していただいたお葉書の返送はできません。
    工房へのお問合せにも応じることができません。

※ 当選の有無は個人的な私見によるもので、文章力で選ぶわけではございません。
    それらを了承のうえで応募してください。



そもそも僕のブログを読んでる人なんてほぼいないでしょうし、
若い女性(ママ)に通じるネットワークも持ち合わせていません。
おまけに、情報を広げるための手段(sns?)もないので、
多くの妊婦さんが読んでくれてるとは とても思えないのですが、
目の前の不安を解消できる過ごし方としてご利用いただければ幸いです。

「応募してくれる人なんているのかな?」

一本のスプーンにひとりの応募なら、100%の確立でお届けできますね!













平澤まりこさんから作品が届きました!(オンラインにて販売)

延期になった「牛窓クラフト散歩」の会場で、
直接 描いて下さる予定だった
平澤まりこさんの焼きゴテによる絵付きコラボ作品を
牛窓の御茶屋跡オンラインにて本日より販売致します!

オーバルボックス&オーバルケースに加え、
今回初めて、うつわにも描いてもらいました。

全て一点もの、
平澤さんのファンの方、お見逃しなく !!!

                                 平皿(タモ材)











                                    浅鉢(タモ材)








シェーカー様式オーバルケース(タモ材)
アクセサリー入れやキーボックスにお使いいただけます。




          シェーカー様式オーバルボックス(小)・タモ材





        シェーカー様式オーバルボックス(中)・タモ材
        (中)に、一点のみ馬の絵あり。


※価格・サイズ等々、
    詳しくは、御茶屋跡ホームページ(オンライン)にてご覧ください。

 カトラリーやうつわも併せて販売中(~5/24日まで)

       栗材のスプーン(写真)は、
       硬いアイスクリームをすくっても折れないように、
       柄の部分を太く仕立てたアイスクリーム&デザートスプーン        
       これからの季節に重宝します!

プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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