「美しさ」を感じとる心が美しいのです。

昨年の木工歴30周年記念展の1会場で企画された
「工房に集まるもの」展では、
仕事場に置いてある道具や小物を並べ、
それらのものを視点に据えながら
人の心に宿るエモーショナルな情感(美意識)に
ついて考えてみました。

そもそも「美しさ」は、
モノの形の中に存在するのではなく、
そのモノを美しいと感じる人の心に宿るもの。

「美しさ」の感じ方は人それぞれ。
 みんな違うから面白い。



「古いもの」に価値を見出すのではなく、
「美しい」と感じる心が
「時空を超える鍵」に。



2019年は、3月の東京からスタートします。
フランス古道具「ルトロ」
日仏食堂「トロワ」
TEALABO t
とのコラボ「日仏 かすみ酒」(仮題)なる福光屋・丸ノ内での企画展!!!


巻き戻される時間



小さな湾を望む光景が
ぼくの原風景。



海に写し込まれる空の色を
いつもいつもながめていた少年がいる。

その海と空の境が消える時間帯が特に好きだった。

今でも
同じ場所に立ち、
過ぎゆく時間の中にたたずむことがある。
時を繋ぎ、 
白漆にその色を求めて。


2019年、明けましておめでとうございます。












2018年最後の(家具)納品

28日の個展最終日の食事会を終え、
本当は夜の打ち上げに参加したかったけれど、
毎年恒例の「餅つき」を30日にひかえていたので、
その日のうちに岡山に帰り、
29日は蒸し器や臼を洗い、
餅つきに備えました。

今年の年末は、
25日の家具(ベンチ)の納品から

27・28日に向けて食事会の準備⇒松江往復⇒
30日の餅つきまで大忙し。

「くたくた」「へろへろ」の木工は、
一連の行事を終えた安堵感から
夢心地でブログに「餅つき音頭」を作詞し、
鼻歌を披露。(疲れはピークに達し、
お酒の力でハイになってしまっていたようです・反省)

クリスマス(今年最後の家具)の納品は、
2㍍を超えるサイズのベンチだったので、
当初2階の窓から吊る予定でしたが、
数名の男手があったので、
「エイヤー!」
という掛け声と共に庭先から重量挙げ。
その長さを逆手にとり、
2階から差し出される手で引き上げるという離れ業で納品!!!

「お見事!山本サーカス団?!」
見ていた方々からの小さな歓声とともに
リビングを飾ったくるみ材のベンチ。

座面を低く空間を妨げないようデザイン。
(座面や背もたれの角度から肘掛けの高さに至るまで採寸したオーダーメイド)

時間とともにその風合いを増すクルミ材に
家族の歴史が刻まれ、
やがてその家に収まっていくことが
作り手としての何よりの悦びです。

結局 年賀状のことなど
考える間もなく大みそかを迎えてしまいました。

皆さま、よいお年を!

工房「餅つき音頭」

♪ 年の瀬せまる 餅つき日和

♪ 夫婦なかよし 足並みそろえ

♪ 楽をつきましょ 希望の糧(かて)を
♪ 遠く江戸から 今年も参加

♪ 玄米もち米 豆餅ついて

♪ 一臼(うす)二臼 
  景気をつけて

♪ 八臼九臼 年々つらく
♪ 有望若手を望む声
♪ まだまだ負けぬと意地はる木工

  合の手(ハイーハイ)

♪ 年の瀬恒例 餅つき音頭

♪ 口笛吹いて 丸める速度
♪ 大小大きさ 数々あれど

♪ お餅つき終え
♪ 亀田カレーにシメイのビール
♪ 牡蠣にベーコンお餅にのせて
♪ 昼から宴会 工房音頭

あ~~~~よっぱらってる~~~


時空を越える「静けさ」を愛でる歓び

2018年を締めくくる個展会場での
イベントに向け、

特急「やくも」で再び松江へ。





普段は本が並べられているスペースに
器が展示移動され、
窓越しの柔らかな陽射しを浴びています。


ギャラリースペースでは、

FLAVEDOの一日限定cafe

個展のテーマに合わせてくれ、

「白」を基調にしたパフェが振る舞われています。
(鶴見さんのセンスに脱帽)
パフェをサーブしてくれるのは、
食事会を翌日に控える細川亜衣さん(なんていう贅沢!)。

その日の夜(晩ごはん)は、
松江市内のイタリアンレストランへ。

カウンター越しに
細川亜衣さんが話しかけ、
緊張気味のオーナーシェフ(笑)

やや飲み過ぎの木工。


翌朝のホテルから眺める街は

宍道湖のグレーと白のモノクロームな雪景色。

今日は個展最終日、細川亜衣さんとの料理会。

個展初日に緊張することはなくなりましたが、
今朝は4:30に目覚め、
食事会を前に緊張している自分に驚いたのでした。
朝の珈琲を飲みながらもドキドキ、
ドキドキ。
それ以上眠れそうにもなかったので、ホテルの大浴場へ。
ところが、ふしぎ~~~
浸かっているうちに「まったり」しちゃって、
ドキドキ感までおさまっちゃい、
夢旅気分に(温泉って凄い!!!)



     本日の席

テーブルに蝋燭が点され、

細川亜衣さんとの料理会が始まります。

次々と運ばれるお料理に息を飲む客人。








外は、白い雪。

白漆の器
白いトーンのお料理
バロックの音色
静寂に包まれるDOORの空間。

美意識を共有できる人たちとの交流が
僕の目を覚ませてくれます。

「静かなトーンのなかに広がる世界観」の中での
食事会を最後に
今年の作品展は幕を閉じます。
年の瀬の慌ただしい中
ご来場くださいました皆さまに
心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。




プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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