植松良枝「欧風(イタリア・スペイン)料理の会」

食の風景
器と料理
台所道具
イタリア

2017.10.7(土)~22(日) ※会期中無休
     11:00-18:00
〖場所〗百草  :岐阜県多治見市東栄町2-8-16
        (0572)21-3368


初日(10/7)は在廊。

翌日は、
待ちに待った植松良枝さんの食事会。

植松さんには東京での個展に来ていただいて以来ですが、
料理会への参加は今回が初めて(楽しみ!!!)


予想どおり?
女性客に囲まれテーブル席に。

季節感溢れる室礼(コーデュネート)に
緊張感も和らぎます。
(カトラリー:山本美文)

新作の木のナイフも並べられてました。
上手く切れるかな~~~ドキドキ

      
先ず、

白漆の大皿に盛られてきた 
〖カブとりんごのサラダ〗
   ~歓声~
   (器:山本美文)
   (サーバー:竹俣勇一)


オーバルの白漆皿には、
〖モッツアレラと季節のフルーツ〗
 レモンフレーバーオイル
(器:山本美文)


奥の木皿には、
〖ごぼうとセミドライトマトのオイル煮〗
(器・山口和宏)


大皿で見て楽しんだ後、

小皿にサーブされた前菜が個々のもとに。
(器:伊藤環)


その後も次々と出展作家の器に盛られた料理が
運ばれてきます。

〖原木まいたけのフリット〗
(器:井山三希子)





〖プーリア風手打ちトマトパスタ〗
〖きのこと栗のリゾーニ サンセバスチャン風〗
(器:安藤雅信)




〖ゴ―バル豚のマルサラ酒仕込み〗
 ローズマリーの香り
(器:額賀章夫)



最後のデザート

〖バスクの黒いチーズケーキ〗
作り方は、
植松良枝さんの著書「バスクバルレシピブック」にも
紹介されています。


今回の食事会は、
車の運転が控えていたので
ワインをいただけませんでしたが、
ホワイトバルサミコのフレーバーウォーターが
爽やかに食事を引き立ててくれました。
(グラス:高橋禎彦)

最終日の細川亜衣さんの料理会の折は、
電車で出掛けて、
ワインも楽しみたいなぁ~~~



















雨の日は、ロックでも聴こう!

レコードに針を落として始まる、工房での日々。

8:45から清掃、
その日一日の段取りをイメージしながら、
刃物を研いだり、
漆塗りの木地を整えたり・・・

午前中は休みなく12:00まで手を動かし、
お昼の休憩に。

午後の仕事は、13:30から。
午前中に流していたレコード(バロック音楽)は、FM放送に。
15:30から16:00の休憩をはさんで
16:00から18:00の仕事時間は、
自分に発破をかけるために(?)、
ジャズを聞くことが多くなる。


でも、今日は朝からの雨。
安い屋根でパラパラ雨音の響く工房に居ると、
リュートの音色もFM放送もかき消されちゃうので(笑)、
雨の日はボリュームを上げてロックをかけることに。

今日の午前中は、

高校生の頃好きだった
ブルーススプリングスティーンのアルバムをCDで。
スプリングスティーンのしわがれた声もさることながら、
クレアレンス・クレモンズのサックスに痺れちゃう!

明日は、早朝(5:00に)岡山を出発して
多治見(百草)に向かうので、
今日は早目に仕事を終えて、
明日の準備をしなくっちゃ!

清掃に始まり、清掃で終わる工房の一日。

清掃中にかけた曲は、
若き日のダイアナロス。

可愛くてチャーミングな声の
ダイアナロス


ストーンズも

ミックジャガーの初々しい時代の曲が、
雨音にリズムを刻んでくれる。


その日の天気に左右される工房のBGM・・・
雨の日は、ロックでも聴こう!!!

〖器と料理〗展  at 百草

10月7日から参加する

「器と料理」展の案内状が届きました。

2017.10.7(土)-22(日)
 11:00~18:00 ※会期中無休

(場所)ギャルリももぐさ  
              多治見市東栄町2-8-16
   (0572)21-3368



【陶】伊藤環・井山三希子・額賀章夫・安藤雅信
【木】山口和宏・山本美文
【ガラス】高橋禎彦
【金属】竹俣勇壱

〖台所道具〗スタジオ木瓜・東屋
〖エプロンetc.〗百草
〖イタリア食材〗カーサ・モリミ

〖イタリア料理〗細川亜衣
〖欧風(イタリア・スペイン)料理〗植松良枝

今回の展に併せて企画されている
料理研究家の植松良枝さんの「欧風(イタリア・スペイン)料理の会」(8日・9日)、
細川亜衣さんの「秋のイタリア料理教室」(21日・22日)
では、
出展作家の器やカトラリーを使って
料理が出される? 
ようです。
※詳しい情報は、百草・HP(www.momogusa.jp)よりご覧下さい。





「作家在廊日」
   伊藤環    22(日)
   井山三希子   7(土)
   山本美文    7(土)・22(日)
   高橋禎彦    8(日)
   竹俣勇壱    7(日)
   カーサ・モリミ 8(日)・21(土)


10月は2度、多治見を往復。


11月3日からは、
岐阜市「本田」での個展!
岐阜とのご縁を感じちゃいます~~~




身近な森を感じる幸せ

かつて木工を学んだ信州での暮らしは、
豊かな森に囲まれての日々(10年)でした。

フクロウ、カモシカ、クマの棲息する
森の樹々を素材にする自分の仕事が、
結果的に
身近な動植物の環境を奪うことに
繋がりはしないかと、
実のなる木(広葉樹)を避けていた
時期もありましたが、

生活の傍(かたわ)らに森を育て、
身近な森の恩恵を受けながら生きる
木曽山中の人々の暮らしぶりに、
それまで口にしていた
「自然保護」という言葉は
しだいに僕の中から消え、
森への畏敬の念に従い、
大地と共に生きる人の強さを学びました。

針葉樹だけに限らず、
豊かな森の広葉樹にも向き合ってみようと決めたのは、
だれにでも立木の姿を思い描くことのできる
慣れ親しんだ樹種(広葉樹)の家具や器を使うことで、
「この国の森と人の暮らし」が繋がっているという
実感が伝わり易いと思ったから。

頭(知識)で知ることも大切。
でも、覚えるだけでは身につかないことも多いから・・・(ぼくだけかな?)

身近な森の息吹を掌(てのひら)から感じとる歓びは、
「モノを大切にする心」まで育ててくれたりするのだから
不思議なものです。



    (地元の栗の木を使ったテーブルとベンチ)











習作からリ・デザインした「スピンドルチェア」

PLUS 1 Living(100号)の
小さな記事からお問合せいただいた
スピンドルチェアは、
胡桃(くるみ)材で製作しています。


デザインの基(もと)にしたのは、
シェーカー様式のワークチェア。

スツールのように向きをかえて
腰掛けられる座面の形状等々、
先ずは、
オリジナルチェアを忠実に復元し、
18世紀末から19世紀にかけての
シェーカークラフツマンの誠実な手仕事から
ものづくりに対する先人の知恵を学びます。



そのうえで、
今の暮らしに寄り添うかたちを求め、
「リ・デザイン」していきます。

作業用に適したオリジナルの
背もたれの高さを
リビング用に「リ・サイズ」
        ↓

笠木のサイズも、
背中を包み込む巾に。


座面は、
靴を脱いで生活する
日本での暮らしに合った
40㎝に下げ、

座面の仕上げは、
真冬でも冷たさを感じにくい

かんな痕を残した仕上げに。
お尻もすべりにくくなり、一石二鳥?

※「作業用」に作られた
  オリジナルチェアは、
  汚れてもすぐ拭き取れるように、
  ツルっとした面になっています

  座面の仕上げ方ひとつとってみても、
  ちゃんとした意味が伝わってくるから、
  旧き良きものは手本になるんです!



シェーカー様式のテーブルと
併せて製作した事例

使い方の巾は、更に広がります。

※家具の注文は、現在 大変混みあっており、
 納期は順番待ちにてご迷惑をかけております。


プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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