喫茶室と音楽


11月3日岐阜「本田」での個展
初日は、
yajima coffeeと

ハルカ ナカムラさんの奏でる
楽曲と共に始まりました。

案内状に記されていた「とある音楽家」の名は
当日まで告知されぬまま
初日を迎えたわけですが、
工芸の世界で語られる
「無名性」を意識し企画された、
店主の思惑(?)だったのかもしれません。

来場者は、
いつものように「本田」を訪ね、
演奏者の名も知らぬまま会場をまわり、
会話を続けています。
NHK・FMの番組「音の風景」を彷彿させる
「本田」の風景が、
日常と音楽を結びつけてくれます。

静かなピアノの音色に潜む「生命の強さとはかなさ」、
ライブハウスとは異なる「日常の光景」、
「隔たりのない世界観」。

「作家性」と「無名性」のはざまに揺れる
創作の理念が、日常という光景に
あぶりだされる(試される)作品展になりそう・・・

(岐阜市「本田」での山本美文展は、11/12日まで)










古陶を「写す」厳しさから学ぶこと


地方で途絶えていた漆椀の修繕など、過去から現在を結び「再生」をテーマにした
前回の展示より三年半。

今回は、”珈琲のための木の用具”を中心に、白漆の器やカトラリー、定番の作品に加え、今展に合わせて特別にフランスの古陶カフェオレボウルの写しが届きます。
初夏のフランスで出会ったその古手のボウルは、椀なりの優美な曲線、
高台までのくびれの線は厳しく、東洋的なこれまでにない綺麗な形に小さな感動を憶えました。
その古き良き形は、美文さんの掌から新たに”木の器”となって引き継がれます。

                「本田」店主  本田慶一郎



DMに綴られた本田さんからの上記の願いを受け、
「本田」から届いたカフェオレボウルを
只 ぼんやり眺める日が続きます。

「写す」ことを「真似る」ことにしないために・・・
(古き良き形から先人のものづくりの姿勢を読み取るために)

               山本美文





つぶらな瞳と甘い誘惑

岐阜市「本田」での個展の打合せをしている最中、
ずっと背中に感じる
何かしらの視線。

振り返ってみると、

petit テディベアのカップルが、
僕の方を見つめていた(ような・・・)

粋なベレー帽をかぶり、
はるばる「おフランス」からやって来た
つぶらな瞳の彼と、
隣の娘(こ)の
甘~い視線も気にかかるぅ~~~!



展・初日(11月3日)の企画「喫茶室と音楽」では、

このカップルと
甘い誘いに惑わされそう・・・

       
  山本美文展
 2017.11.3(金)~12(日)   9(木)休
      11:00-18:00 (3日・在廊予定日)

(場所)「本田」  岐阜市上太田町1-7 醸造会館1F
    (058)264-2980 hondakeiichiro.com












細川亜衣「料理教室」

百草での企画展最終日に開催された
細川亜衣さんの料理教室。

参加した?といっても、
この状況

皆さん(女性陣)の真剣な眼差しに
圧倒されっぱなし(笑)

始まる前、
亜衣さんから「料理教室に参加されたことがありますか?」
と尋ねられ、
「一応ペンは持ってきましたが・・・」と応えたものの、
遠巻きから眺めるのが精一杯の木工。


デモンストレーションを終え、
お目当ての料理が食卓を彩ります

「かぶの前菜」~緑のソース&赤いソース
 が配膳されるや、
「クリスマスみたい~~~!!!」
 との歓声に始まり、

「焼き栗のマルタリアーティ」
「カリフラワーのパスタミスタ」
「アリスタ・レモン風味&おいものサラダ・ホワイトバルサミコマヨネーズ」
 とサーブさせる度に
 うなづきながら、
 最後のデザート「りんごのソルベット・カカオキャラメルソース」まで。

 今回は美味しいワインもいただきながら
 幸せな時間に包まれ、
 最終日を終えたのでした。








山本美文展 11月3日~12日 岐阜市「本田」にて(終了しました)



11月3日から、岐阜市の「本田」での個展が始まります。
2017.11.3 fri ~ 12 sun (休)9 thu

11月3日【喫茶室と音楽】
矢島明(yajima coffee)による1日限定の喫茶室を開店。
11:00~17:00(予約不要)
自家焙煎珈琲&カフェオレに自家製のケーキ。
        ※ケーキは無くなり次第終了
案内状に書かれている
「とある音楽家によるピアノ演奏と共に、珈琲の時間をお楽しみください」
との告知内容が気にかかる~~~
 
 あ~~、初日が待ち遠しいなぁ。

プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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