「第3回牛窓クラフト散歩」レイアウト

週末の「第3回牛窓クラフト散歩」に
向けてのレイアウト(本日搬入を済ませました)

各種カトラリーはアイロン台の上に。







白漆のうつわは、
大きな暖炉を囲むように展示。

















備え付けの備品には歴史があり、
その風合いに助けられる分
木肌が冴えてます。








オリーブ園で剪(せん)定された
オリーブの枝から削り出した
チャリティー作品もございます。





第3回牛窓クラフト散歩・2つの「企画展」

第3回牛窓クラフト散歩では、
オリーブ園エリア内に2つの企画展ブースを設けております。

ひとつは、
松江で毎年開催されている「ひびきあうもの」展。

昨年、松江の会場を訪ねた折、
「是非、牛窓クラフト散歩でご紹介させてください」と
代表の高橋さんにお願いし、
ひとつの夢が叶いました。

岡山ではなかなか入手しづらい品々も届くようです。
食品関連は、売り切れ次第終了となります。






梱包まで美しくて、

思わずお土産に買い込んだ焼き菓子の味も忘れられませ~~ん!




もうひとつの企画展は、
第3回牛窓クラフト散歩の案内状(リーフレット)の
表紙を描いてもらった鈴木恵美さんの原画展。
彼女の展覧会に伺った折、
こちらでも、
思わず「牛窓クラフト散歩の表紙を描いてもらえませんか」と
言い寄った木工。
(もしかすると?鬼気迫る姿に首を振るしかなかったのでは・・・と反省⤵)

こちらの原画展は僕と同じ会場の壁面を利用。
鈴木さんご本人も、
当日は東京より足を運んでくれるそうです⤴

「第3回牛窓クラフト散歩」のチャリティー作品

クラフト作品と街並みの光景がひとつになる「牛窓クラフト散歩」は、
地域の協力なくしては成り立たない街角クラフトフェア。
裏を返せば、作家がこの先どのような形で街と関わっていけるのかが
試される機会にもなります。

地球規模で災害をもたらす気象の変化や震災により、
遠く離れた街と街の連係や連帯が急務の課題と言われる昨今。
かつて、牛窓から出航する船が街と街を繋ぎ、
人と人を結んだように、
「第3回牛窓クラフト散歩」から、
災害による被災地での生活を余儀なくされている方々の
暮らしを支えるために、
クラフトフェアにチャリティーを織り込むことが決まりました。
 
 ※オリーブと鳩をモチーフにしたシールを貼ってある
  チャリティー作品の売上げ全額の募金活動。
 (任意での呼びかけゆえ、作家により出品数の違いや
  参加されない場合もございます)


  僕のブースでは、
  牛窓で育ったオリーブの枝から削り出した
  スプーンやフォークなどのチャリティーコーナーを
  設けるつもりです。

チャリティー作品の値段や参加の有無については、
各作家の判断に任せられているので、
価格を決めるのも悩みの種です~~~


「牛窓クラフト散歩」への歩み

2017.4.15(土)と16(日)の2日間、
牛窓町の旧い街並みと牛窓オリーブ園内の施設を会場にした

「第3回牛窓クラフト散歩」を開催します。


【クラフトフェアを通して広がる工芸の裾野】
 
 クラフトフェアが続くに従い、
 地元岡山でも「クラフト」という言葉が
 日常的に使われるようになってきました。

 先に立ち上げた倉敷でクラフトフェアが定着したのは、
 手仕事から生活を育む慣習の後押しがあったから。
 従来の民芸ファンだけでなく、
 主婦層や学生でも気軽に立ち寄れる会場には、
 クラフト入門者の姿もチラホラ。

 伝統に傾きがちな工芸の世界に
 若い感性が交じることで、
 手仕事の裾野は必然的に広がります。
 ただ、
「クラフトフェアは心待ちにしているけれど、
 ギャラリーに足を運ぶとなると、まだまだ敷居が高くて」と
 おっしゃる方も・・・
 そこで、
 敷居のないクラフトフェアと
 敷居が高いと言われがちなギャラリーとの橋渡し役を担う
 街角クラフト展を思案。
 その案に賛同してくれるギャラリーオーナーと共に
「牛窓クラフト散歩」へと歩み始めました。

 空きスペースや住空間をギャラリーに見立て、
 作家自らがギャラリーまでのパイプ役をつとめる試み(クラフトの三段跳び・笑)
 
「フィールドオブクラフト倉敷」~「牛窓クラフト散歩」~「ギャラリー」へ、
    (ホップ)         (ステップ)    (ジャンプ)です。





「第3回牛窓クラフト散歩」では、

 オリーブ園エリア内の通称「赤屋根」
 が僕を含め、3人の作家ブース。

会場から眺める瀬戸内海は、

     絶景!!!




お天気がよければ、
街並みエリアから山頂までのトレッキングコース(山道を約35分)も
おすすめです。
山頂芝生広場でお弁当をひろげるのも楽しそう!




オリーブ園エリアは、
「赤屋根」の他に、

                 「オリーブの小径」

 山頂パレスが会場になります。

※オリーブ園の駐車場は大変混み合うことが予想されますので、
 街並みエリアから約30分毎に出発する巡回バスをご利用ください。
 
 
 
 





















静岡市(addition Neuf)での個展(終了しました)


山本美文展「白漆のマチエール」、
開催中(~3月31日(金)まで  ※28(火)はお休み)
































「北欧のプレートのよう」、と喜ばれた新作の大皿&小皿。
 栃の木のきらめくような杢(もく)とグレーの縁取りが、
 冬の北欧の印象へと繋がるのでしょうか?

 杢(もく)の強い銘木は「工芸品」に映らぬよう、
 むしろ さりげなく生活に馴染むようなデザインを心がけています。


 新作のカトラリーも交えて。






什器・備品に至るまで
素敵な空間に展示してもらってるので、


さながら、
白漆のうつわと備品のコラボ展の様相です(笑)










初日を終え、
静岡の友人たちと囲んだ
「静岡おでん」!


削りぶし(削り粉)と青のりがのってる~~~
お好み焼きのような香りの「おでん」に驚き、
「でも、おいしいから許せちゃう~~~」と口走る木工。
黒はんぺん入り、
牛すじ(関西風おでん)とちくわぶ(関東煮)を一緒に
煮込んでいるところに静岡の地の利を感じたのでした。


翌日は、
以前 噂になった駿河湾沿いに立つ「イチゴ娘」を探しに
通称「イチゴロード」(国道150号線)へ。
赤いジャンバー姿でイチゴ狩りへ手招きする
「イチゴ娘」発見!と思いきや、「イチゴおばあちゃん」
「イチゴ母さん」も次々発見!!!

きっと、駿河湾の日照と海風が甘~いイチゴを育てるのでしょうね。





途中、
建築家ウイリアムス・メレル・ヴォ―リズの設計した

「旧マッケンジー住宅」を拝観。



 南に駿河湾、

晴れていれば、
北東に富士を望める各部屋からは、
米国的な室礼が感じ取れます。
キッチンの冷蔵庫や電気のレンジは、

当時のアメリカの豊かさを象徴するオブジェのようにも見えたのでした。










プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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