普遍性(変わらない美しさ)と革新

ビートルズの「ビ」の字も知らなかった
岡山(田舎育ち)の小学2年生は、
ビートルズ来日のニュースに映し出される熱狂ぶり、
コンサート会場で「黄色い声」をあげながら気絶する
ファンの姿に言葉を失うのでした。

でも、翌1967年に来日した「ツイッギー」の
いでたち(ミニスカート姿)には、
思わず「かわいい~~~」と言ったとか・・・


初めてLPレコードを手にしたのは、
小学6年生の時。
アルバムタイトル曲「Let It Be」が聴きたくて購入したものの、
そのLPに収められていた別の楽曲
[ The Long And Winding Road ]
が好きになり、
レコード盤が擦り切れるほど聴いていた。




昨年末、
お目見えした「ローバー・ミニ」

お子様の成長に伴い、
車を乗り換えた友人から
「6月までミニの車検が残ってる」と聞き、
「もったいない~~~工房の駐車場に置いとけば~~~」
と誘ったのがきっかけ。

乗り回してま~~~す!
工房周辺の農道を「ワインディングロード」に見立てて。
「みたて」の世界は、茶道具に非ず(笑)

終点に行きつくことのない道について綴った
[The Long And Winding Road] は、
ビートルズ解散真近の苦悩を
ポールマッカートニーが歌にした楽曲と言われてます。

ワインディングロードを走るミニは、
「只の可愛い小型車」にしか映らないけど、
レース好きの英国人のもとで育った車ゆえ、
ハンドルを握ると気分が昂(たかぶ)ります。
(まるで、カート!!!)

勘違いされがちだけど、
ミニ(クーパー)は、
女性に愛される「男の車」なのです。
5~6㌔のコース(農道)を
キュキュ、キュキュと曲がりながら、
アクセルを踏めば、
制限速度でも十分愉しめる相棒。

1997年製の「ローバー・ミニ」は、
間欠ワイパーまで装備された現代版ゆえ、
本物の「クーパー」とは呼べないけれど、
1959年の誕生以来、
基本構造を変えることなく守られてきた
「アレック・イシゴニス」(デザイナー)の魂は、
内から練り上げられた形の隅々に宿り、
「走ることの歓び」が
「車を所有する喜び」に代わることを教えてくれます。

英国文化の根底に流れる
「普遍性(変わらない美しさ)と革新」に痺れた60年代を
象徴するかのようなツイッギーやミニクーパーのいでたち・・・
英国文化に沸いた60年代は、
やがて ビートルズの終焉とともに過ぎ去ります。

「The Long And Winding Road」の一節、
~ let me know the way ~
当時のポールの悲痛な叫びに
胸がしめつけられそうになるので、
運転中は流すことのできない名曲です。
























新年、明けましておめでとうございます。



今年で木工歴30年・・・
すでに「貧乏」が何だったかさえ
忘れてしまっている木工は、
貧乏でも「ほがらか」。

強い意志やヤル気に欠ける性質のまま、
よくもまあ~ 30年続いたものです。

そもそも木工に関心をいだいたのだって、
20代の頃出会った画家の先生が、
絵を描く合間に木彫している姿に憧れたのがきっかけ。
「木工を学ぶなら信州に行きなさい」
というアドバイスに従い、
家財道具をジムニーに積み込んで、
あてもなく信州に。

工芸の世界には珍しい「出会い系」だったのかも(笑)

意思が薄い分、
その時々に出会うひとからのアドバイスを大切に
生き抜いてきたので、
岐路にさしかかることもなく歩んでこれたのかな?

この先は、
「のんきでおとぼけ&ほがらかな木工」
にバージョンアップしていくつもりです。

2018年は、2月の大阪(Saji)がスタート。
3月は東京での2人展、
4月には、地元(岡山)で「30th アニバーサリー展」も計画中。




Bird

天に届けとばかりに高く高く、
のどかな田園風景の上空を羽ばたくヒバリのように。

 春の訪れを告げるヒバリを
 西欧諸国では
「清浄な愛の詩(うた)をさえずる鳥」とも呼ぶのだそうです。


ピッコロを演奏するジャン=ルイ・ボーマディエの
音色は、ヒバリのさえずりのよう!

雪どけの下に姿を現すフキノトウや
山々に点在するコブシの白い花のように
春を感じられる野鳥(ヒバリ)の鳴き声が待ち遠しい






蒜山高原にアトリエを構えていた画家が、
絵を描く合間に
木彫した小鳥の親子。


先日、岐阜の陶工(吉田次朗くん)のアトリエから持ち帰った

        鳥をモチーフにしたオブジェ


青い空を舞う鳥たちのように、
自由を失わない大人になることも
20代の頃からの夢でした。

「自らの翼(自由)を失っていないか」確かめたくて、
ついつい手にしてしまう鳥の小物たち



「好き」こそ、すべて

週末(16日・土)から始まる3人展をもって
2017年の作品展は全て終了します。


テーマが揃いにくいグループ展にあって、
素材の違いや
作家の個性が交じりあう作品群の中から
自分の「好き」を手にとってみてください。

















「ホワイト」クリスマス

学生時代のスキー合宿。
生涯の仕事に選んだはずのスキー場から離れ、
木工を学んだ木曽山麓での日々。

しんしんと雪の積もる朝の暖かさも、
瞬く星の夜に冷え込むー20℃の氷の世界も、
雪のない地方で生まれ育った僕には驚ろくことばかりでした。

薪のハゼる音を背に、
窓越しに映る「白い」光景。
雪国の子供たちは、
ソリに乗ってやってくるサンタクロースを待ちます。



「ホワイト」Xmas

白漆だけでは表現しきれない
スノーホワイトを
クリスマス(三人展)にむけて用意しています。








「贈りものバイブル」(CREA)では、
 木のスプーンも紹介されています。





プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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