小さな港町の「牛窓クラフト散歩」

船による運送業が盛んだった頃、
備前一の港としてにぎわっていた瀬戸内市牛窓町。
(岡山市東南部の僕の工房から、車で約15分)

旧き港町の面影を残す牛窓の街並みからは、
真近に海辺の光景が見渡せ、


街並みを背に広がるオリーブの丘に登れば、
(山頂まで山道をトレッキング、40分)

石垣に囲まれたオリーブ畑からの眺めに、
思わず 息を飲むことでしょう。





港から出航する船が街から街を渡り、
異文化の交流を促してきたように、
いつの日か、
クラフトフェアの新たな息吹を
港町・牛窓から発信してみたいという願いも込め、
「第3回牛窓クラフト散歩」実行委員会は始動しました。


 小さなフェアが街と街を繋ぎ、
 いつの時代もぶれることなく
 人間讃歌(生活を愛でること)を唱えてきた
 クラフトフェアの理念を、牛窓に刻んでいきます。

 
皆様の力で盛り上げてくださいね!!!
2017.4月15日・16日の2日間、
お手伝いをしてくださるスタッフも募る予定です。
              
              










クルミのジャムスプーン

ジャムの専門店「アリムナ」が
岡山駅西口から県中部の美咲町に移って、
もう3年になるそう。

ジャムスプーンを作るきっかけは、
「ジャムが残らず、塗りやすいかたちのスプーンを探してる」
というオーナー(田中瞳さん)の一言でした。

さっそく工房で試作を繰り返し、
その後
自宅で使いながら修正を加えた「クルミのジャムスプーン」

木工の頭(作り手)だけでは思いつかない
細部のディティールは、
アリムナの専門的な要望に耳を傾けながら
導きだすしかありませんでした。

スプーンの底の形の大切さを知ったのも、その時。

「耳を澄ませる」ことの大切さが身に沁みる経験でした。


数か月後の松本(あがたの森)で、
「クルミのジャムスプーン」のその形に注目してくれたのが、
ハグオーワーの雅姫さん。
当時(もう10年以上前?)、
雅姫さんのことなど何も知らなかった木工は、
彼女が立ち去るや、
残りの「クルミのジャムスプーン」が完売してしまったことに、
只只 驚ろくのでした・・・「ところで、今のひと誰?」(木工)
             「山本さん、知らないんですか?!」(周りの女性たち)






第3回牛窓クラフト散歩

来春(4月15日・16日の2日間)開催予定の
【第3回牛窓クラフト散歩】公式ホームページが発表されました。
     
※「第3回牛窓クラフト散歩」で検索していただければ、
  日程&出展作家がご覧いただけます。
  企画展&飲食情報は、随時掲載されていきます。
  
2017年、春の瀬戸内でお会いしましょう。

キャトル君、ピンチ!!!

近くの買い物だって、
椅子の配達だってへっちゃら。

後部座席をたためば、
下手な国産のバンより荷物が入る
我が家の「サビサビ号」こと、キャトル君。



ダッシュボードからニョキっとはえたシフトも、
操作感が心地いいし、

クーラーも整備(修理)済みなので、夏だって快適。
(なんたって、後付けのコンプレッサーは、日本製!)


ルームランプがシャンデリアのように光る
エスプリまじりの夜を愉しめ(笑)、
街中でウインカーレバーを押せば、
フランス車ならではの軽~いホーンの音色に
子供たちにまで二度見され、
アクセルを目いっぱい踏み込むと、
にぎやかに荷台が鳴く。(でも、馴染めば気にならなくなっちゃうから平気)
キュキュ、キュ
リンリリン~  
きしむ音に驚く助手席に向かっては、
「後ろに鈴虫飼ってるもんで~」ってにごす。




「ツルツル」より「サビサビ」、
「ピカピカ」より「ヨレヨレ」。
破れたシートも気にしたことないし、
錆びたバンパーだってお気に入り!

「車は財産」という戦後(の観念)を捨て、下駄ばき感覚で乗り回す。

そんなキャトル君、セルモーターまで取り換え、
只今 絶好調。
寒い朝だって、一発始動(今の車なら当たり前だけどね)。

ところが、
思わぬところから横槍が~ 
「おうちに私の乗れる車がない」
AT(オートマ)限定免許を取得した娘のひと言。

娘 「軽四でいいから、乗り換えない?」

父 「軽トラかぁ~⤴」

娘 「軽トラ・・・⤵」

父 「自転車だって積めるぞ!」

娘 「積むことな~い。軽だって可愛いモデルもいっぱいあるし~」

父 「まさか・・・、【女子】仕様の車種のことじゃないよなぁ?」
  〖職人姿(作業着)が最も似合わない、パステルでラブリーな・・・〗(うわごと)

こうして、
会話にならない親子間の問答が続くのでした。



ただ、キャトル君の所有者でもある山の神は、
娘を気の毒がり、手放す覚悟をしてるのかも?
母 「キャトルを買ってくれる人っているかなぁ?」

父 「いないいない、あんなサビサビ」

母 「整備代をかけたうえ、絶好調だからお買い得よ」

父 「いないいない。 僕くらいだよ!、サビサビを愛せるのは・・・」

母 「軽って言っても、パステル色だけじゃないでしょう」

父 〖錆びた色合いしか似合わない人間だっているしなぁ・・・〗(うわごと)

こうして、
会話にならない夫婦間の問答が続くのでした。

キャトル君、ピンチ!!!




   










【カフェドグラス10周年祭】

赤磐市(工房から車で40~50分)にある
CAFE DU GRACE 921 GALLERY(カフェドグラス)が
今年の12月で10周年を迎えるそうです。
それを記念して今月末から開催される10周年祭への
出品依頼を受けました。 出展作家34名
(えっ?、出品数ひとりにつき20~40点)
個展を終えたばかりなので、手元品薄(冷汗)


【10th ANNIVERSARY】カフェドグラス10周年祭

2016.12月22日(木)~27日(火)〖前期〗
2017. 1月 5日(火)~15日(日)〖後期〗 ※1月11日(水)休業日 
    ※12月28日~1月4日は休業期間

   (場所)カフェドグラス921ギャラリー
    岡山県赤磐市下市92-1  (tel)086-955-4548
                  (mail)cafedugrace@ybb.ne.jp


10年前、オーナーの末藤さんが工房を訪ねて来られた日のことは、
今でも鮮明に覚えています。
岡山の中心部からはずれた赤磐市でカフェと併設してギャラリーを設立して、
これまでにない新しい感覚を取り入れた展示内容を志してみたいという
溢れんばかりの彼の熱意に接して、
その頃 僕が抱(いだ)いていた「クラフトの展望」について語った記憶も。

末藤さんとは その後、
「手から手へ / 岡山から被災地に手仕事を届ける会」、
「牛窓クラフト散歩」を共にしながら、
クラフトの担う社会性(役割)について意見交換してきました。
これから先の10年も楽しみです。


プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

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