「ひびきあうもの」~12 / 4まで 松江


山陰からの風「ひびきあうもの」展
会場は、松江駅から車で10分程の
閑静な場所の一角に佇む
コンクリート打ち放しの素敵な空間。

出展しているわけではありませんが、
「ひびきあうもの」展は気にかかる存在で、
毎年のように足を向けてしまいます。

今回は、
スタイリストに堀井和子さんを招き、
山陰のクラフトに北欧の日用品を交え、

コーデュネートされていました。


以前 
目黒「クラスカ」の大熊さんからの御紹介で
堀井さんとはお話させてもらったことがあり、
東京での個展の折には、
わざわざ会場までお越しいただいていたので、
今回のトークイベントを訪ねたいと思い、
始発の高速バスで松江に。

10:00からのトークイベントは、
堀井さんの「ワクワクするもの」や
「好きなもの」が話題の中心。
暖かな気持ちになれるお人柄から伝わる
雰囲気に、会場内もほっこり。


お昼(ごはん)は、会場から歩いていける
お蕎麦屋さんで

卵焼きとお酒を少々(ほろ酔い気分~)

蕎麦は、「釜あげ」を注文。
讃岐うどんでは定番の「釜あげ」ですが、
蕎麦でもあるんだ~?(出雲蕎麦ならでは???)
田舎そばがとっても素朴な風味でした。
写真も撮りたかったけど、
小心者には
店内での撮影はハードルが高すぎて断念⤵


午後からは、
松江「DOOR」の高橋香苗さん
セレクトの



山陰のクラフト(木工は、牛窓クラフト散歩にも参加して
もらってる藤原さんの作品かな?)や、

美味しいものが並べられた会場に様変わり。

岡山でも紹介した~い!!!


会場構成もさることながら、
ラッピングに至るまで
心配りされてる気遣いに

感心させられっぱなし!

はなれの会場で販売されていた
アラビアのマグカップ(アンティーク?)が気になって、

 持ち帰ることに決めましが、

ラッピングの梱包紙は、今回のために堀井さんが描かれたイラスト入り。
【ほどきたくなくなるラッピング】ってあるんですね(笑)


その日の夕方
岡山駅で娘と待ち合わせて、
食事する約束をしていたので、
14:59発の特急「やくも」に飛び乗り、

一路、岡山に。

「グっとくる山陰」

(おかげさまで、JRさんの標語どおりの一日になりました!)








音楽と美味しい料理会 at matka

19日から始まった
「森とくらしと」山本美文展
(~11月27日まで) 高崎市(matka)





オープニングパーティーに向けて
コーデュネートされる林檎の香りにのせて、

坂ノ下典正さんと
行川さをりさんがリハーサル。

   

銀杏(いちょう)並木の紅葉に染まる
高崎の街並みの一角に響くギターの音色。
静かなトーンだけれども
心に響くDUOの調べ・・・

そして、
食前酒(ホットワイン)から始まる
料理の数々。

食卓にに点(とも)される
蜜蝋燭の灯りが、
暖かな雰囲気を演出してくれ、

パーティーは、
尽きることなく
盛り上がったのでした。




翌朝の会場には、
今回の展覧会に併せて作った
「森の珈琲手箱」がセッティングされ、







         できたてホヤホヤの



           器や、




          カトラリー、




      「ほぼ日」の取材時に
       試作品を見て、
      「完成したら一番に送って!」と
       伊藤まさこさんに製品化を依頼された
       白漆のしゃもじも。

      ※取材内容は、「ほぼ日 / 白漆」で
       検索してご覧ください。





帰りの新幹線は、

いつものように【D席】を予約。

通路側しかとれないんです。
(隣の人に声をかける勇気がない小心者は、
 窓側に座りたくても座れない~)
ましてや、
隣の人が寝てたりしたら、
〖起こさなくちゃいけない〗って考えただけで
トイレだって行けなくなっちゃう~



「森とくらしと」 山本美文木工展

「森とくらしと」  山本美文木工展
2016.11.19(土)~27(日)
11:00-19:00(19日のみ18:00まで)
    (場所)matka / 群馬県高崎市本町122
         027(386)2428


 (初日)食事会と演奏会  19:30~
    〖定員10名 参加費¥5000〗
    
    料理教室を主宰されてるmatka・奥様の手料理。
    坂ノ下典正さんのギター&行川さをりさんの奏でる調べ。
    森と木のお話も少々。



   

           白のグラデーションに、山の恵みと音楽。
    冬の入り口、暖かな夜となりますように。

















       


     

                               


         【森の珈琲手箱】

本展出品のシェーカーボックスに、珈琲の道具を詰め込んだ手箱。


Mountaincoffee dripperと珈琲の道具が、
森での至福の時間のお供に。

温かな珈琲一杯を楽しむための手箱は、
本展での限定受注販売となります。






厚手の服を重ね着し、森へと出かける。

かさかさと乾いた葉をふみしめ、

葉を落とす冷たい風を頬にうける。

すこし緊張した空気。

紅葉した木々の隙間から望むやわらかな光。

鞄に詰め込んだ珈琲の道具たちをひろげ、

湯を沸かし豆を挽く。

ゆっくりと、丁寧に

あなたのために珈琲を淹れる。

その一杯のために。

その愛おしい時間のために。




森へと

でかける




             http//www.matka122.com




小さな旅のあとで


岡山駅発「高松」行きのマリンライナーに乗り込んで、
途中の「茶屋町」で宇野線に乗り換え約一時間。

終着駅のホームに停車されている白い電車に
カメラを向けている大勢の人の姿を見て、
その列車が瀬戸内国際芸術祭の作品だと
気づかされる(喝!)


会期終了日前日の午後、

いつになく混雑していた直島行きのフェリー乗り場









直島までは ほんの20分くらいの
航行に過ぎないけど、

 瀬戸内の空と海の「青」が

 来客者を迎えてくれてるかのよう。



先ずは、目的地の直島「鷲の松運動公園弓道場」へ。

すでに納品を済ませている7㍍のテーブルと

受付カウンターの設置状況をチェック。


弓道場の竣工式を記念して開催される
演奏会を前に、
先ずは近くのうどん屋で
腹ごしらえ!

直島に行った時は必ず立ち寄る「山本うどん店」。
ここの麺はやや堅めなので
迷わず「釜揚げ」を。
「コシのある」讃岐うどんは好みもあるけれど、
「コシの強い」うどん屋では「釜揚げ」、
「コシの弱い」うどん屋では、「ざる」か「ぶっかけ」を
 頼むことに決めている。(やまもと流、注文時の作法)

讃岐うどんの究極は「しょうゆうどん」と称されますが、
外がもちっと柔らかくて、
遠くでコシの残る麵をうてる
うどん職人に巡りあった時だけ、
「しょうゆ」と口走るのが
この流派の掟(おきて)。   (※やまもと流会派、只今 会員0)


食後の満腹感、
11月に入ったとは思えぬ陽気、
そして、弓道場に流れる弦楽四重奏の響き・・・(眠気注意報発令!)
岡山フィルのコンサートミストレスで知人(友人)の
近藤浩子さん率いる「オークムス クァルテット」の音色に
酔いしれた後は、次の目的地「高松」に。

フェリー出航までの時間をみて、
宮浦港周辺を散策。

島に融け込むアート作品を真近に。

え!中に入れるの?






作品に触(ふ)れたり、触ったり。
生活の場にアート作品が展示されることで、
いつのまにか、
表現する側と鑑賞する側の境界は消え去り、
作品が、人と島を結ぶ役割を果たしてるのかも?



次の目的地、高松までは約一時間の船旅。
フェリーのライトに照らされて浮かび上がる

アート作品が迎えてくれる高松港から
北浜のギャラリーへ。


深夜、家に帰ると、
11月19日(土)から始まる高崎(matka)での個展
「森とくらしと」
ー山本美文木工展ー   
に向けて刷り上がったばかりの案内状が届いてた。



























HOME

朝日が射し始める
午前6時の工房で

オイルヒーターのスイッチを入れ、
電子メールをチェックし、
オーディオに繋いだYou Tubeから
音楽を流し、
工房の一日が始まる。

今朝の目覚めの一曲は、
Katherine Jenkinsの「HOME」

映像と共に美しい楽曲で、
朝の凛とした空気ともマッチして
気持ちよく刃物が研げる(ような気が)。





先週末は、東京を「トンボがえり」。

渋谷から

表参道へ。

愉快な仲間たち、
僕の知らない世界観、
いつも新鮮な情報をもたらせてくれる東京は、
今でも住みたい街の候補だけど、
モノづくり(木工)には
厳しい環境なのかも。

おだやかな岡山への移住者が、
年々 増えつつあります。












プロフィール

HN:
山本美文アトリエ
性別:
非公開

P R